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カテゴリ:何かヘンだぞ
何だかほんとに息苦しい世の中になってきたなあ。
連日報道される、各界著名人の不祥事、しくじり、つまづき。 そしてそのニュースを、まるで鬼の首を取ったかのように伝えるマスコミ。 そしてそれに乗じて、ここぞとばかりに罵声を浴びせるネット民。 もちろん極めて悪質なものもあるが、ちょっとした気の緩みが招いたようなものもある。 また、何でこれがこんなに問題になるのか、というレベルの些細なものも少なくない。 もちろん有名人なりの"有名税"ということでもあるのだけれど。 で、マスコミやネット民にやり込められてしまうと、概ね再起不能になってしまう。 下手をすると社会的に抹殺されてしまう例も少なくない。 でもそれでいいんだろうか? 失敗してしまったものはしょうがないとして、そこからのリカバリーが可能なことを、 我々は認めてやらなければいけないと思う。 こういうことを言うと「甘い!」と言う人がいるが、人間ってそもそも失敗するものなんだから。 どうも社会全般に「寛容」の精神が不足していると思う。 他人の過ちに対して、我々はもっと寛容になるべきだ。 それは別に罪を見逃すということではなく、法に触れることであればそこは司法に任せ、 あとは外野がいたずらに騒ぎ立てないことだ。 寛容でなくなった世の中が、若者たちを失敗のリスクにおびえさせ、 小さくまとまったつまらない人間に仕立て上げている、とも言えるのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月12日 21時50分37秒
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