カテゴリ:面白かったそれぞれぱくぱく
今日は図書館が夕方5時にしまってしまい、とぼとぼ帰ってきました。 家では徹底して勉強できない根性なしタイプです。 しかも今日の図書館は土曜日ということもあって、 平日いつもの面子が一人もいませんでした。 みんな土日は来ないんだな、って知りました。 かく言う私も土日は通っていませんでしたし。 だけど 今日がおそらく図書館通い最終日になるだろう私にとってそれはなんだかとても寂しく。
朝から晩まで机に座って雑誌を読んだりたまに寝たりする、 あのボーダーワンピースを着るおばあさんは、 旦那さんと仲良く二人で家庭菜園の手入れをしているんだろうか。 夕方になったら縁側に座って二人で夕焼け色に染まって、 昔のことをぽつりぽつりと話すのだろうか。 おばあさんはいつの間にか舟を漕いでいるおじいさんを見て少し笑って、 静かにそっと立ち上がり奥の台所の電気をぽちっと点けて、 図書館の雑誌からメモしたレシピで鶏肉団子のトマトソース和えを作るんだろうか。
そんなこんなで私は一日中図書館で、 勉強はせずに本を読み耽っていた。 角田光代の『おやすみ、こわい夢を見ないように』と 新潮10月号、東浩紀+桜坂洋の書き下ろし『キャラクターズ』
後者は、先日ある書店で相方殿方が読みたがっていたので、 先取りして読んでしまえ!という悪意から読んでみました。 個人的に、知っている固有名詞がじゃんじゃん出てくるところが非常に笑えるのですが、 もし、あの作品で文学(もしくは純文学?そこらへんの線引き自体作品中でも微妙だった)の新しい表現を提出するつもりなのならば、 それは失敗ではなかろうか・・・・ と、インテリジェンスの欠片もない私は思ったのでした。 よくわからないけれど、 小説という土俵に立ち、しかしそこから飛び出して新しいものをその上に作るのならば、 方法が間違っている気がする。 しかも、ぶっ壊したいものにすがってしまっているのが東浩紀自身なのでは? と邪推させてしまう隙もありあり。な気が。 どう? でもたくさん笑わせてもらったので、楽しいショウセツでした。
相方殿方の元彼女が自身のブログで悩み相談をしていたので、 通りすがりの善人面して相談に乗りました。 彼女はその通りすがりが私とは思わずにコメントを返してくれて、 背徳的気分でいっぱいになって鼻血出そうなくらくら。 こわいねっと。
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Last updated
September 15, 2007 05:37:50 PM
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