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September 17, 2007
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かぼちゃを育てようと、

脱脂綿に水分を含ませその上にそっと種を置いておいたのが、

腐った。

無情にも腐ったのだ。

 

昨日は、青い空に背中を押されながら、南大沢まで試験を受けに。

「なにごとも経験だから」

という母の言葉に頷き、受けることにした試験で、

自分でも意外なほど勉強をしていたけれど、

1ヶ月でどうにかなるはずがなく。

なんじゃこりゃぁぁあああああああ!!!!!!

状態で試験を終えました。

 

その後、

スカッとしたい。スカッとね。

ということで、渋谷に青山真治監督『Sac Vacation』を観に行きました。

最終回(シネマライズ日曜最終回は一律1000円)まで時間があり余っていたので、

先週も行ったannoncookでオーガニックなご飯を楽しみ、

表参道ヒルズでミニ盆栽を鑑賞。 

そして、映画鑑賞。

 

青山真治の映画がこんなにわかりやすく、

こんなに面白いなんて、

ある意味期待はずれでした。

が、素晴らしい映画には違いありませんでした。

HPを観てもらえればあらすじはわかると思うので書きませんが、

なんてったって、浅野忠信の母役である石田えりがすごかった。

強くて、大きくて、襲い掛かる悲劇にもなににも動じなくて、恐い。

劇中にごうごうと響く、風の音、大地の音、

広がる大地の大きさ、自分の小ささ、

が映画全部を通してとても象徴的で私の心は鷲掴みされっぱなしでした。 

宮崎あおいちゃんもさすがでした。存在感で演技してるって感じ。

 

今までの青山真治の映画は、

彼の頭の中のイメージをそのまま映像として提出する感じがあって、

当然わからないとこもあって、

その膨大なイメージの堆積物である映画で酔ってわかった気になって満足してしまう、

という映画でした。 

しかし、これは私の推測でしかないのですが、

自身の小説『sad vacation』を原作にし映画化した、ということで、

具体的な映像にする前に、

一度自分の中のイメージを具体的な言葉に変換したということが、

青山真治にこの新しい手法の映画を与えたんではなかろうか、

と思いました。 

 

 

 

それにしても、 

女を描こうとすると、どうしても喜劇性を帯びるのはなぜでしょう。

ソレとは関係ないのですが、

光石研が出てくる場面の九州弁での掛け合いはなぜか劇場内が爆笑で、

カルチャーショックを受けました。 

 

 

いい映画を観ると、体中が幸福感で満たされます。

 

 

 

 

 

 






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Last updated  September 17, 2007 09:35:01 AM
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