カルチャーショック?
インドでは結婚時に花嫁さんが持参金を用意しなければいけないという風習がまだ残っているコミュニティーが多いため(一応法律では禁止されているらしいが)、赤ちゃんが産まれるとなると男の赤ちゃんを望む人が多い。と言うことは以前から聞いて知っていたのだけれど。。。実際自分が妊娠してみるとインドではその考え方が根強く残っているんだぁと実感させられることが数々。まず、そのうちの一つが産婦人科で超音波検診。毎回検診を受ける前に「超音波検査の結果赤ちゃんが女の子だとわかっても中絶はしません。それが法律違反だということを理解しています。」というような誓約書にサインをさせられるのである。赤ちゃんが女の子という理由で中絶してしまう人がいるの?ということにびっくりだけれど、これが結構あるらしく、結果,インドの男女比は「男性がかなり多い」に傾いてしまっているとのこと。その為今では病院で胎児の性別を教えること自体が違法になっている。また、赤ちゃんができたことを告げた時のインドの人の反応もやはり。。。マッサージのタラさん:いきなり神様ガネーシャに拝み始めてくれました。「マダムに男の子が産まれますように~!!!」ドライバーのマヘッシュ:「マダムBaybeはboy ね!でも、僕はマダムの子はboyの予感がする。」 皆私のことを思って言ってくれているようなのだけど。。。あまりにboy!boy!と言われるのは。。。うーん。。。(--;)私としては男の子でも女の子でもどちらでも嬉しいんだけれど。というか、姉の子供達も皆男の子なのでここらへんで女の子が欲しいかもと思っているくらいなのに。。。日本でも祖母の世代あたりまでは、跡継ぎに男の子を産みなさい。みたいな考えがあったのかもしれないけれど、そういう考え方のあまりない世代の私としてはインドでの「赤ちゃんには男の子を!」思想はカルチャーショックだったりする。男の子を産みなさい!というプレッシャーの中で赤ちゃんを産むインドの女性はちょっと大変だなぁなんておもうのでした。 『今日の運動 ウォーキング1時間半』