お花見
昨日からのこの雨で「あの道の」満開の桜は大分散ってしまっただろうと思う。 とても美しかった。先週、空が穏やかな日、万葉集で詠まれる古代の道「山之辺の道」を訪ね、大神神社(おおみわじんじゃ)から元伊勢といわれる檜原神社(ひばらじんじゃ)までの古道を歩き桜を堪能した。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E4%BC%8A%E5%8B%A2 主人が山歩きを兼ねて付き合ってくれた。http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/yamanobenomiti.htmhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A5%9E%E7%A5%9E%E7%A4%BE 檜原神社が目的地だったのでそういう(行程の短い)歩き方をした。大神神社の摂社である狭井神社で、薬井戸から湧き出るご神水をいただいた。途中、 「日本最古社 八大龗王弁財天大神龗神神社」(りゅうじんじんじゃ) という所があった。航海や雨乞いの神様だという。 鏡のような池があまりに綺麗だったので写真に撮った。 道幅が狭過ぎたり、粗い高低差があったり古い石畳でちょっと歩きづらかったりしたけれど、昔風の古いイメージの茶店が点在しているので休憩できる。 玄賓庵の山門を過ぎて10分くらいで大神神社の摂社、檜原神社に着いた。「皇大神宮倭笠縫邑(やまとのかさぬいのむら)」 参拝して振り返ると、遠く真正面(西の方角)に二上山(ふたかみやまorにじょうざん)が見えた。絶景だった。(左下は茶店) 春分と秋分の頃、晴天ならば真正面の山上に夕日が沈んでいくのを望めるという。二上山には天武天皇の第3皇子、大津皇子の悲しい物語がある。http://www.asuka-tobira.com/futakamiyama/futakamiyama.html 写ってはいないけれど、檜原神社から見て手前左の方角←に大和三山(香具山・畝傍山・耳成山)が見える。 右→の方角に 箸墓古墳がある。 満開の桜道を下り、上と下の井寺池を通りJR桜井線巻向駅の方へ降りて行った。いいお花見だった。分岐路まで降りたあたりに標識があったので古い民家の道の間を南に歩き、大神神社の参道へと戻った。 出発点の大鳥居の大駐車場までで、全工程休憩入れて3時間半のお参りだった。 万歩計が12,000歩弱になっていた。