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来年度予算のムダ使いを洗い出す「事業仕分け」の中で、科学技術の研究予算が「削減」と決断されたことに対し、ノーベル賞受賞者始め、研究者の間で猛烈な反対運動が起こっています。
彼らの言い分は、「政治的な予算と科学技術を混同しては困る」だとか、「研究開発はコストではなくて投資だ」とか言い続け、予算削減に対して絶対反対の行動を起こそうとしていますが…。 私はあなた達にハッキリ言いたい。今の日本の現実を目の当たりに見ているのですか?昨年末の「年越し派遣村」に対して、どう思いますか? 今の日本は研究開発などする余裕すらないのです。今日明日の生活にすら困っている人が大勢いるのに、そんなところにお金を使って、その人達を救えるのですか? 更にあなた達は未だに「オウム事件」の背景に科学技術が密接に絡んでいることに対して、反省と再発防止の努力をしていないようですね? 今の日本の科学技術は残念ながら、世界で最も遅れをとってます。それに教育力でさえも先進国中最悪なのです。 これは、民間企業と学習塾に「教育」が乗っ取られた結果なのです。本来、教育は「公共財」です。それを自民党政権は民間主導で改革したために、いつの間にか日本の教育力は大きく遅れを取ってしまったのです。 私は今回の「事業仕分け」によって科学技術の予算が削減されることに大変喜ばしく思うのです。 今必要なのは、研究開発ではなく、「教育」なのです。 かつてイギリスの大学の学長が「今の大学に必要なのは、研究ではなく教育である。」と言っています通り、「教育」は国の根幹となる大事なものなのです。 今の日本に必要な予算は「教育」なのです。 科学技術は教育力が回復してからでも遅くはありません。世界一を目指す国より、世界から大事にされる国がホントは大事なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.26 11:50:18
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