今週の競馬で気を付けたいこと。
今週から中央競馬は中山・阪神に開催が移りますが、同時にこの時期は、競馬界にとって年度替わりの時でもあります。今週の開催で、中央競馬から調教師2人に、騎手5人が引退します。調教師も、会社でいえば社長のようなもの。現代は「如何に株主(この場合は馬主)の利益に成り得るか?」を考える余り、競争に敗れた調教師の廃業(JRAは「勇退」と濁していますが…)が例年になく多いようです。(今回廃業する調教師以外ににも、それ以前に何人か廃業しています。)それはまた、騎手の世界も同じことが言えます。調教師に転身する2人を除いて最近は騎乗機会の少なくなった方が殆どです。(塚田騎手については落馬事故の影響ですが・・・。)勝負の世界ですから、勝ってなんぼ、といえばそれまでですが、ヤッパリ寂しい感じがします。今週の競馬を見る上でそういったことがあることを頭の片隅に置いて見ると、また違った楽しみが見えてくるかもしれませんよ。