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今日の朝日新聞の記事によりますと、日本郵政グループの郵便事業会社は、日本郵政と日本通運(日通)との合弁で発足した宅配便会社のJPエクスプレスを来年3月限りで清算し、郵便事業会社が事業を引き継ぐ方向で合意した、と発表しました。 元々、今回の宅配便事業の統合は、郵政民営化の目玉として騒がれていたのですが、実態は、事業開始後慢性的な赤字が続いていた日通の宅配便事業を、日本郵政グループが救済する意味合いが強かったのですが、先の衆議院選挙で民主党政権の誕生に伴い、本来だったら郵便事業会社の小包事業も統合するはずが、見直しとなったことで宙に浮いていたそうです。 確かに今回の事に関して、マスコミ連中は「非効率になる」だとか、「時代錯誤などで、今回の結果に憤慨していますが、私としては、結果として「これで良かった」と思いますよ。 今の宅配便事業は事実上、ヤマト運輸と佐川急便の2強に収斂しつつありますから、これ以外に生き残るならば、この2強とは違った特徴が無ければ生き残れないと思います。 元々日通の宅配便事業は、「ディズニーランドのオフィシャルスポンサー」と言うだけで、それ以外は2強と大差なかった、と言った具合ですから、いずれは撤退してもおかしくなかったようです。それに2強が地球温暖化も何のその、と言う具合に利便性の追求をしたために、かえって宅配便が「地球に優しくない」ものとして、環境保護団体の格好の餌食になっています。 そういったことから、かえって非効率な「ゆうパック」のような、利便性はそこそこ追求するが、今の時代から見れば非効率で不便な方が、「地球温暖化に対して、国際的に見て真にやさしい。」のではないのでしょうか?
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最終更新日
2009.12.26 21:37:18
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