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今年は7月に参議院選挙が行われます。 しかし、これを契機にネットでの選挙運動を解禁すべきだ、という声が日増しに広がってきています。 でも、ちょっと待って下さい。私はネットでの選挙運動はまだまだ早いのではないでしょうか? ただでさえネット自体が無法地帯になりかねないのに、なし崩し的に選挙運動を解禁すれば、「得体の知れない政治家」が生まれる危険性を孕んでいます。 つまり、かつて参議院議員だった青島幸男氏が東京都知事選挙に出馬した時に、街頭での選挙運動を全く行わずして当選した、という良識に反する事態がありました。 私は選挙というものは、「人と人とのふれ合い」で作られるものだと思います。 ネットによる選挙運動を解禁しなければならない場合、あくまでもネットは広報活動や寄付金や選挙ボランティア等の募集に「活用」するのが現実的だと思いますよ。いくら金のかからない選挙が可能だから、といってネットに依存して選挙運動を行うのは、最初に話しました通り「得体の知れない政治家」を生み出してしまう危険性を孕んでいます。 あくまでもネットは「活用」の手段に過ぎません。ネットに安易に「依存」することは、本質を見誤らせるのですよ。 改めて申し上げます。「選挙」は人間同士のふれ合いで成り立つもの。ネットだけでやる選挙活動は「選挙」という名のゲームのようなもの。そんな選挙は小泉改革を加速させ、日本を崩壊に陥れた「自爆テロ解散」を正当化するもの。 これに関して、最近子供や若者に広がってきている「ネット依存」の問題も絡んできています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.04 20:23:27
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