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文部科学省が、今年の春に、「おとなの学力テスト」を実施するかどうかの予備調査を行うそうです。 これは、OECD(経済協力開発機構)が2011年に行う、「国際成人力調査」(略称PIAAC(ピアック))の参加国となったため、実際に調査を行うために必要なデータと問題点を洗い出すために行うものです。 この、「国際成人力調査」は、日本を始め25カ国が参加して行うもので、目的として、 1.今の社会で求められる力とは何かを特定し、そうした力を各国の大人がどれだけ持っているのか国際比較をすること。 2.個人の持つ力が本人の社会的な成功にどの程度関係し、社会全体にどのような成果をもたらすのかを測ること。 3.社会が求める力を身につけるのに教育訓練の制度(たとえば職業訓練など)がどの程度機能しているのかを検証すること。 4.求められる力が身についていないとすれば、そうした力を身につけるためにどんな政策が有効なのかを明らかにすること。 以上の4つの目的があります。 ただ、学校の学力テストと違い、実際の社会生活で本当に必要な能力を備えているかを測る目安として行うものなので、この結果で国の政策が大きく変わるとか、社会生活に影響を与えるものではなさそうです。 私は、このテストはやったほうがいいのではないのでしょうか?確かに問題点があることは分かりますが、果たして国際的に日本の「教育力」が本当に低下しているのか、この調査でハッキリすると思うのですがね。(たぶん、国際的にかなり低いのではないのでしょうか?それだけ社会が「教育力」より「学力」を重んじてきたのですから・・・・。) このお話の関連URLはココから
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最終更新日
2010.01.08 20:15:52
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