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「2010年、私の提言」、今日は今年の就職戦線も終盤に入って、早くも来年度(2011年)の就職戦線が始まっています。そこで、企業の人材をどうやって確保したらいいのかについてです。 一昨年末起こった「派遣切り」や「雇い止め」は昨年もまだ続きましたが、これが今年の新卒採用にも影響してしまったようで内定をもらえずに年を越した人もかなりの数にのぼるのと思われます。 果たして、今のままの採用方法で雇用は守られるのでしょうか? 昨年末も行政主催の「合同採用面接会」を伝えたテレビを見てましたが、ここに参加している企業って、何かしら過去に問題を起こした企業ばかりではないのでしょうか? そういっているうちに卒業間近になって、結局大学に留年の形で残るか、仕方なく卒業してフリーターや派遣社員として就業する、結局は同じような悲劇が毎年続くのです。 企業側も業績も悪くなくて本当に人手が足りない企業ならば、なぜ自分の企業のいいところを学生さんたちにアピールできないのでしょうか?そういった考えを持たない経営者が多すぎます。そういった経営者に限って、「学生は自分の能力を過信している。」を血迷った考えを持っています。 確かに学生さんたちの能力が直ちに企業で通用する出来るわけにありません。でも、そこから企業でうまく教えれば「すばらしい人材」に変えることは可能なのです。いつまでも「即戦力」に頼った企業に限って、業績の急拡大と急降下を繰り返して、いつの間にか企業の体力を弱らせていくのです。 学生さんたちのほうにも問題が無いわけではありません。折角大学まで通わせているのですから、基本的な資格(運転免許は除く)や能力を学生でいる間に身につけていくことも必要です。しかし、あくまでも、学校で教えるのは「社会生活で必要な最低限の能力」であって、会社で直ぐ使える能力まで学校で教える必要はありません。 むしろ、会社で必要な能力は「会社内」で教えるのが筋ではないのでしょうか?実際、地方にある優良企業(但し、東京のマスコミ、特に民放はこういった企業を馬鹿にしています。)はどんなに不況であろうとも、社内での教育を怠らないので、今回の恐慌に対しても、売り上げの落ち込みが同業他社に比べて極めて低いのです。 これから就職活動をする学生の皆さん。あなたにぴったりの会社は案外そんなところにあるのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.10 18:45:55
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