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明日は、成人の日です。元旦からお送りしてきた「2010年、私の提言」の締めくくりとして、成人の日だから、あえて「大人」のことについて考えてみたいと思います。今年も多くの自治体で成人式が行われますが、(既に行ったところや、時期を変えて行うところもありますが・・・。)そこで主催者が話すこと、と言えば「大人の自覚」だとか、「大人の責任」だとか、相変わらずの『若者に説教』なのではないでしょうか?最近は新成人自ら主催したり、アトラクションなどを取り入れるなど、若者たちに配慮しているものもありますが、肝心の「大人」たちの話がこうなのですから、新成人の心に響くものではありません。
それですから、最近一時テレビで騒がれた『荒れる成人式』が表ざたになるでしょうが、こんな行為は論外です。良識ある若者の中でも批判していることは事実です。それでは、果たして「大人」はどうであったら良いのでしょうか?最近の「大人」をめぐる事件や問題の根底に「無責任の連鎖」があるのでしょうか? 今の「大人」たちは、ちょうどバブルの時期に成人を迎えた人たちが主役となっています。 その人たちの大半は、ちょうど「大人の無責任」や「拝金主義」に被れた人たちで、本当の意味の苦労や苦しみを経験していないひとたちなのです。それを当時の大人たちが揶揄していた時期もありました。しかし次第に古くからの「大人」社会に取り込まれてしまったのですが、根本的な部分はそのまま残っていました。 そういった「大人」の仮面を被った「子供?」が社会の中心にいる訳ですから、果たして、これこそ日本の将来を危うくしかねません。しかし、若者たちの中から、こういった 「大人」に対して果然と挑戦する人が出て来つつあります。 彼らは、社会のルールは最低限守ります。勿論、常識も兼ね備えています。しかし、時代に合わないものに対してや、かつて自分たちと同世代が大人たちから受けた仕打ちは、徹底的に闘いを挑みます。 大人たちは必死に抵抗しますが、同じ境遇に喘ぐ全ての人たちの応援を受けて、ついに社会を正しい方向に変えてゆくのです。今日成人式を迎える皆さん。今の社会に順応しつつ、社会が間違って進んでいると感じたら、それを正す努力をして下さい。たった一人からでも始めてもいいのです。あなたを応援する良識ある大人は必ずいます。 それらと協力して、社会の大きなうねりに変えるのです。大人たちに言いたい!あなた達は自分が起こしている発言や行動が、若者たちから見て「無責任」だとか「社会常識違反」だと思われていませんでしょうか?そうだったら、若者たちの言うことを正直に受け止めて改めるようにしなさい!いくらあなたたちが「人生の先輩」だと言っても、そういう特権はもう既に無いのです。むしろそれが変革を妨げる「既得権」だとか、「抵抗勢力」だと言われます。 それほど、今の若者たちは馬鹿ではありません。成人の日に当たって、自戒の意味を込めてこんなことを書いてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.10 21:21:08
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