[BLCD] きみが恋に溺れる2
★きみが恋に溺れる2★<原作>角川書店 あすかコミックスCL-DX高永ひなこ 「きみが恋に溺れる2」<あらすじ>嫉妬、執着、固執、独占欲。恋が、感情を狂わせていく――。呉服屋・藤乃屋に勤める陣内の上司は、店長で社長令息の礼一郎。最初は礼一郎に反発していた陣内だが、紆余曲折を経て恋人同士に。だが、自分から求めてこない礼一郎に不安を覚える陣内。そんなある日、陣内の先輩である鬼島が展示会の打ち合わせに現れ、礼一郎にちょっかいを出してきて……!? 気苦労の絶えない副店長・陣内×天然の社長令息・礼一郎による、大人の男たちのソリッド・ラブ第2弾が、ついにドラマCD化! <キャスト>主藤礼一郎:遊佐浩二 陣内和史:高橋広樹鬼島彰悟:森川智之<シリーズ作>・きみが恋に溺れる・きみが恋に堕ちる<感想>原作既読です。感想はコチラこれ、シリーズ1作目だった弟編も好きだったのですが兄編の方が人気ですよね。さてキャストは前作と同じです。弟編『きみが恋に堕ちる』で当て馬のような存在だった礼一郎役に遊佐さん。弟編ではカタブツ攻めのような雰囲気だったのにメインになったら天然受けだったという人。弓道の達人だったり呉服屋の社長令息だったり社会人1年目で呉服屋の支店の店長を務める人生負け無し人間。高永さんのイラストから醸し出されるフワフワした雰囲気の美形受けですが、声は普通に遊佐ボイスです。男同士のやり方も知らなかったド天然受けですが、受けにしては低めの声です。低音受けはいいですねー。ド天然らしく、ぼやぼや~っとした話し方。でも御曹司なので礼儀や作法は完璧。弓道も全国レベル、着物を着こなすいい男。でも天然。攻めは礼一郎が店長を務める店の副店長・陣内役に高橋さん。礼一郎より10歳以上年上で社勿論仕事に関しても陣内の方が経験豊かですが、肩書き上では礼一郎の部下になります。ハイテンションな低音攻めボイスです。陣内視点の話なので遊佐さんより高橋さんのハイテンションボイスが多いです。あと今回登場する当て馬さん鬼島役に森川さん。特に何の問題もなく鬼島でした。ごくごく普通のいつもの森川ボイス。遊佐さんも高橋さんも森川さんも低音で、このCDのほとんどが低音で構成されてました。内容は既読なのでさらっと頭に入ってきます。やっぱりストーリーを知っていて聴くのは違いますね。社会人でここまで天然度が高いキャラも珍しいし、何よりも低音なところが魅力的。ラストの鬼島に陣内に近づくなと言うところが好きです。原作と同じく、「……困ります」には萌えました。天然は他人には何考えてるか分かりにくいから、もっとストレートに感情を出すと良いと思いますよ。未来の社長さんなのでこれからも見合いなどたいへんでしょうけど、この2人は何となくかわして上手くやっていきそうな感じがします。弟の方も彼氏とラブラブでしょうし、ご両親は跡目問題に苦労しそうですね。まあこればっかりは仕方ないですよ。別に世襲制じゃなくていいじゃないですか。<シリーズ作>・きみが恋に溺れる(弟編)・きみが恋に堕ちる