music club_cinema

監督：アダム・シャンクマン
出演：ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラヴォルタ、クリストファー・ウォーケン

歌とダンスが大好きな１６歳のトレーシー（ニッキー・ブロンスキー）のお気に入りＴＶショーは、ヘアスプレーがスポンサーの人気番組 「コーニー・コリンズ・ショー」。
彼女は学校をサボって番組のオーディションを受けに行くが、意地悪母娘（ミシェル・ファイファー、ブリタニー・スノウ）にあっけなく落とされる。
沈んでいたトレーシーは居残り授業を命じられ、その教室に行った。
そこには黒人の生徒ばかりがいて、彼らは皆楽しそうに唄い、踊っていた。
トレーシーは直ぐに彼らと打ち解け、一緒に踊る。
保守的なママ（アリソン・ジャニー）のいる親友ベニー（アマンダ・バインズ）も居残りクラスに
連れて行き、みんなで楽しく唄い踊った。
その様子を番組ホストのコリンズ（ジェームズ・マースデン）が見ていた。
彼はトレーシーに番組に参加するよう言う。
娘の出ている番組を見て驚くママ（ジョン・トラヴォルタ）。
ママは自分達のようなＢＩＧサイズは人前に出ない方が良いと反対する。
だがユニークなおもちゃ屋を開いている優しいパパ（クリストファー・ウォーケン）は娘の夢を応援してくれた。
トレーシーは直ぐに人気者に。パパはちゃっかり自分の店でグッズを売っている。
Ｌサイズファッションのイメージガールにママ共々選ばれ、リンク（ザック・エフロン）ともイイ感じ。

１９６２年のボルチモア、まだ人種差別が歴然と残っていた時代。コーニー・コリンズ・ショーも
白人の日と黒人の日が分けられていた。
黒人の日のメインはメイベル（クイーン・ラティファ）。最高にファンキーな女性だ。
だが黒人の日はベルマが打ち切った。
差別をなくそうとトレーシー達はデモ行進をするが、彼女はリンクも 「ミス・ヘアスプレー」 の
座も取られるとあせったアンバーたちの策略で警官に重症を負わせた犯人として指名手配されてしまった。
ミス・ヘアスプレー大会当日、タッスル母娘の裏をかきスタジオに入ったトレーシーは…

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すっごく楽しいミュージカルです！　おすすめです☆

最初、翻訳がなっちゃんなのを見て、うわああああ…('A`)
駄目だこりゃ、真剣にヒアリングしなきゃ！と思ったのですが、いきなり唄から始まりました(笑)
♪GOOD MORNING BALTIMORE♪　映画ですがミュージカル仕様です。
おかげで救われました、台詞少なくて(笑)

唄は聴きがメインで字幕はさっと読むだけにし、台詞はマジ聴きしました。
全体的に普通の作品より台詞少ないのに、やはり珍訳＆なっちゃん勝手訳が炸裂してた(笑)　
ほんと困るわ。
頼むからもうなっちゃんに字幕任せないで下さい、来日時の通訳もやらせないで下さい。
映画ファンとして本気でお願いします。

ニッキー・ブロンスキーはとってもキュート。１０００人のオーディションで選ばれたそうです。
天真爛漫なトレーシーにぴったり。
ただちょっと、小さ過ぎるカバンはいかがなものか…
彼女のＢＩＧさを強調してるのもあるかもしれませんが、背負い難そうだったよ。

トラヴォルタは見事でした。特殊メイクで濃い顔と割れアゴがすっかり消え、太ってしまって臆病になっているママを好演していました。
全然おかしくなかったよ、アメリカにいそうなお母さんでした。
ただ、台詞は大丈夫だけど唄ったら女声には聞こえなくなる。仕方ないけどね ヽ(´▽｀)/
女性の仕草とか感情表現が素晴らしかったです。

パパもミュージカルの人だから、ふたりで唄い踊るシーンは良かった。
リンク役の青年は 「ハイスクール・ミュージカル」 に出てるから、元々唄もダンスも心配なし。

スクリーンで姿を見られて嬉しかったのは、クィーン・ラティファとアリソン・ジャニー。
「ボーン・コレクター」 でラティファのファンになりました。「シカゴ」 よりもそっちが好き。
アリソンはもう、ただ懐かしい。ＮＨＫが韓流に走ったために地上波では長い間お目にかかれていない 「ザ・ホワイトハウス」 のＣＪです。
ＣＪが人種差別なんかしたら大問題だよ(:´Д`)

ボルチモアは大好きな作家・クランシーの故郷。それだけでも何だか嬉しくなってしまう。
日本にも差別はあるけど、アメリカのそれはもっと目に見える。番組を分けてたりしてるもんね。
ヘアスプレーの大量噴射は、今はもうできませんよね、環境問題で(笑)
私の母親の鏡台には、あんなヘアスプレーがまだありました。
良い匂いがしました。

ミス・ヘアスプレーに選ばれた妹さんは、あの子に似てると思った。ほら、めちゃイケでラップしてる子(笑)
コマーシャルが先なのにすっかりめちゃイケでのイメージが定着してしまったｗ
この前Ｑさまにも出てたね。

舞台が来てた時、行きたいなあと思ってたんですよ～
行けなかったけど…　映画観ると舞台も観たいと思ってしまう。
皆で唄い踊るシーンがとっても cool！
本当に楽しかった、何度でも観たい作品です。


【 「ヘアスプレー」　試写会：シアターアプル 】





この映画用に書き下ろされた曲もあります

１０月３日発売