大麻の海外事情
大麻の売買や所持の疑いで、慶応大学、同志社大学の学生が相次ぎ逮捕された。実はこの大麻(マリファナ)、カナダの大学ではかなり大っぴらに吸われている。勉強がハードな院生などが、気分転換に大麻を一服し、ハイになった頭で一気に論文を書き上げるのだ。吸引場所は、大学寮の部屋。バンクーバーでは麻薬汚染に独自の対策を取っており、私も取材したことがある。何しろ、マリファナの合法化を進めようとする「マリファナ党」なる政党まである国だ。友人宅のパーティーで出されるクッキーに大麻草が練りこまれていたりする。カナダ留学を機にマリファナを覚え、ハマッてしまう日本人もいる。大麻を友人に勧める際の典型的な誘い文句は「タバコより中毒性が低い」というもの。日本が国民の大麻汚染を食い止めたいなら、「なぜタバコは良くて大麻はダメなのか」をきちんと説明すべきだろう。--------------------------------------LGBTを特集した、NHK教育『ETVワイド』(1日放送)。女性の同性愛者カップルがカナダで結婚式を挙げる模様を撮影したのは、私の知り合いのカメラマン……続きはメルマガ末尾で!