みゃあみゃあのトーク＆トーク

先日、大井町の阪急百貨店食品館に行った時の一品。


日本初のターミナルデパートである、大阪は梅田阪急百貨店の大食堂で出していたカレーを、パンに使った人気メニューです。１個１０５円なり。


その懐かしいライスカレーも、レトルトで売られていました。


梅田阪急の大食堂がグランドオープン（直営食堂は１９２０年［大正９年］の神戸線開業時に建てられた旧本社ビル２階にもあった）のが、１９２９年（昭和４年）の事でした。このライスカレーはその時に登場し、当時の価格はコーヒー付きで２５銭なり。

その後、１９３６年（昭和１１年）にはこれが２０銭に値下げされ、１日になんと１万３千食を売り上げた事もあったそうです。このため阪急では、牛肉調達のための直営牧場まで有していたとか。

このカレーの再現にあたっては当時のシェフを捜しだし、そのシェフの監修の元レシピを丹念に再現した、という力の入れようです。このライスカレー、２００２年（平成１４年）の全館改築に伴う大食堂の廃止まで、強い人気メニューでした。

そして梅田阪急の大食堂、と言えば５銭の裏メニュー「ソーライス」も忘れてはいけません。これにつきましては、２０１１年１１月２９日付け「トーク＆トーク」で詳しく書かせていただきましたので、是非ご覧ください。

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