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テーマ:Jazz(1965)
カテゴリ:JAZZ
Andrea Dulbecco、Riccardo Fioravanti、Enzo Zirilli、Stefano Bagnoli
バレンタインデーですね。あなたはあなたの「はぁとぉ」を送りました? 「Humanity」で、はぁとフル、そして、インティメイトな演奏を聴かせてくれたTom HarrellとDado Moroniの二人でしたが、今回もやってくれましたぁ。 ダドモロニトリオを軸に、ハレルとヴァイヴAndrea Dulbeccoの二人が入った、セクステット仕立て。 アルバムには六人全員の名前がはいってます。 あ、だから、立方体、、正六面体のキューブ、ってことかな。 で、曲によって、誰かぬけたり、ゲストがはいったり。 しかも、今度はハレルの曲も2曲はいってます。やっほぉ♪ リーダー作「Light On」では、いけいけ若手メンバーのせいかあまり長いソロはなかったのですが、このアルバムではリラックスが反映してか、結構、ノリノリのソロをとったりしてます。 若い頃のように、切れ味するどくハイノートまで使ったエキセントリックな感じはなくなりましたが、いかにも「トムハレル」って、感じがするあの柔らかで包み込むような優しさ、、いいよね…。 曲はハレルの曲2曲、モロニの曲3曲、残りで1曲づつ、全部で9曲ね。 オリジナルがあるって、信者には嬉しいものです。 スタートナンバーは、Tom's Soul。 レーベルインフォによると、「Body And Soul」のコード進行を借りたハレルのオリジナルだそうです。 これが、叙情豊かで、ゆっくりとした時間が流れる優しいメロディ…。 ハレルのファンって言うのは、このヘンには秒殺だとおもいます。 これ、1曲で買ってよかったぁ、、、って思うのねぇ。。 今日はバレンタインだけど、こんな静かで、、秘めた熱さをもっていて、優しく大らかな愛に憧れるな。ハレルの柔らかさは、はぁと直撃砲。 そこにいつもよりず~~~と、ソフトなモロニと、リリカルな響きで後押しするヴァイヴ。 2曲目、Streetsもハレルのオリジナル。 なんだろうねぇ。。やっぱり、ハレルだなぁ、としか、言いようがないんですね。 ソロも軽快に飛ばして、楽しそうな音の階段遊びがたっぷり聴ける。 緊張感というのとはちょっと違うけど、爽快な気分になります。 やっぱり、高い空、広い空間にむかって音符が飛んでいく、あの感じはたまりません。 Coraleは、ヴァイブのオリジナル。イタリア語で、合唱、って意味らしいけど。。 う~ん、それはそれは綺麗なバラードなので、違う意味もあるのかもしれません。 空気ががふんわり色づくような、、優しく香るような、感じ。 ヴァイヴの涼やかな音色にのせて、ハレルが奏でるメロディは心がとけちゃうそう。。 メルティな気分ですこと…。 この曲は、ヴォーカル、っていうか、スキャット?ラップ?が入った、スリリングな感じの曲。首都高速を疾走するポルシェの如くモーダル&アグレッシヴなヴァイヴに痺れる。 ハレルのそろもシリアスなトーンが続発。 クールでスパイスの利いた1曲。 5曲目は、ご機嫌なサポートを続けるドラムのStefano Bagnoliの曲。リズムを強調して、緊張感高めながら、メロディも洗練されています。感情抑えめながら流暢なソロのモロニ。 あ、ハレルはお休みですが、グルーブ感も気持ちイイ好きな1曲。 再び、モロニのオリジナルでSea。 呟くように、ピアノソロではじまり、互いに寄り添うようなヴァイヴのデュオになります。 静かな海の煌めく光景…。 次第に言葉数が増え、場面が変わるように、ストリングがバックで流れる展開に。 余韻の残る響きになっていて、恋愛映画の一場面のよう。。 そう、モロニはエレピもつかっていますが、サウンド的にはぴったりはまる。 タイトル曲もモロニの曲。The Cube。ハレル含め、4人のインタープレイ中心なハードバピッシュな演奏。バニョーリ?とモロニはお休みで、パーカッション中心だったEnzo Zirilliがドラムを叩いてます。ハレルとのバース交換などもあって意気揚々。 ベースのRiccardo Fioravantiの曲。これが、また哀愁もった陰影ある曲。 もちろん、ベースソロがフューチャーされており、歌心をきかせます。 6人で描きだした一枚の風景画。 最後はダルベッコのマリンバが軽快に踊るドラム&パーカッションのEnzo Zirilliの曲。 主役がずっこける喜劇のワンシーンにでも流れてきそうな陽気な曲。 なんと、モロニのトロンボーンがはいります。 え?『口』でぇ。これ、巧いよぉ。こりゃ、トロンボーンニストは失職ですな。(笑) 最後はラテンの陽気さでしめておしまい。 楽しい一枚でしたぁ。 残念ならがらハレルはお休みだけど、気持ちよくアルバムが終了しましたぁ。 仲良しこよしのアルバムですね。 ハレルのこの笑顔も納得いたします。 信者に一枚。 ・・・・信者でなくても一枚! 1.Tom's Soul 2.Streets 3.Corale 4.Hidden Passages 5.Da Lontano 6.Sea 7.The Cube 8.Valzenrico 9.Zio Masi Tom Harrell(tp,flh) Dado Moroni(p,el-p) Andrea Dulbecco(vib,marimba) Riccardo Fioravanti(b) Enzo Zirilli(ds,per,vo) Stefano Bagnoli(ds) Bhai Baldeep Singh(vo) Marco Decimo(cello,strings arrangement) バレンタインデーですね。 チョコケーキ造ってみましたぁぁ。 実はちょっと前に小さい枠買ったのです。 制作意欲に燃えてます。 ちょっと頑張ってみましたぁ。 お味ですか? 意外と、、いけてます。 え?既に昨日「もう一つ」を試食済み♪ 実は、その前にもシフォンケーキを作って試食済み。。。(^_^);; 実はこっちも小さな枠買ったのです。 制作意欲に燃えてます。 うむ。。ウエストサイズ……・・・。 バレンタインに嬉しい話題がはいってきたのですが、長くなったので次回に♪ 二ヶ月先のお楽しみですぅ。(きっぱり) では、恋する方々素敵な時間をお過ごし下さいませ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月14日 18時30分21秒
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