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2008年02月14日
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テーマ:Jazz(1965)
カテゴリ:JAZZ
Andrea Dulbecco、Riccardo Fioravanti、Enzo Zirilli、Stefano Bagnoli
バレンタインデーですね。あなたはあなたの「はぁとぉ」を送りました?

「Humanity」で、はぁとフル、そして、インティメイトな演奏を聴かせてくれたTom HarrellとDado Moroniの二人でしたが、今回もやってくれましたぁ。
ダドモロニトリオを軸に、ハレルとヴァイヴAndrea Dulbeccoの二人が入った、セクステット仕立て。
アルバムには六人全員の名前がはいってます。
あ、だから、立方体、、正六面体のキューブ、ってことかな。
で、曲によって、誰かぬけたり、ゲストがはいったり。
しかも、今度はハレルの曲も2曲はいってます。やっほぉ♪
リーダー作「Light On」では、いけいけ若手メンバーのせいかあまり長いソロはなかったのですが、このアルバムではリラックスが反映してか、結構、ノリノリのソロをとったりしてます。
若い頃のように、切れ味するどくハイノートまで使ったエキセントリックな感じはなくなりましたが、いかにも「トムハレル」って、感じがするあの柔らかで包み込むような優しさ、、いいよね…。
曲はハレルの曲2曲、モロニの曲3曲、残りで1曲づつ、全部で9曲ね。
オリジナルがあるって、信者には嬉しいものです。

スタートナンバーは、Tom's Soul。
レーベルインフォによると、「Body And Soul」のコード進行を借りたハレルのオリジナルだそうです。
これが、叙情豊かで、ゆっくりとした時間が流れる優しいメロディ…。
ハレルのファンって言うのは、このヘンには秒殺だとおもいます。
これ、1曲で買ってよかったぁ、、、って思うのねぇ。。
今日はバレンタインだけど、こんな静かで、、秘めた熱さをもっていて、優しく大らかな愛に憧れるな。ハレルの柔らかさは、はぁと直撃砲。
そこにいつもよりず~~~と、ソフトなモロニと、リリカルな響きで後押しするヴァイヴ。
2曲目、Streetsもハレルのオリジナル。
なんだろうねぇ。。やっぱり、ハレルだなぁ、としか、言いようがないんですね。
ソロも軽快に飛ばして、楽しそうな音の階段遊びがたっぷり聴ける。
緊張感というのとはちょっと違うけど、爽快な気分になります。
やっぱり、高い空、広い空間にむかって音符が飛んでいく、あの感じはたまりません。
Coraleは、ヴァイブのオリジナル。イタリア語で、合唱、って意味らしいけど。。
う~ん、それはそれは綺麗なバラードなので、違う意味もあるのかもしれません。
空気ががふんわり色づくような、、優しく香るような、感じ。
ヴァイヴの涼やかな音色にのせて、ハレルが奏でるメロディは心がとけちゃうそう。。
メルティな気分ですこと…。

この曲は、ヴォーカル、っていうか、スキャット?ラップ?が入った、スリリングな感じの曲。首都高速を疾走するポルシェの如くモーダル&アグレッシヴなヴァイヴに痺れる。
ハレルのそろもシリアスなトーンが続発。
クールでスパイスの利いた1曲。
5曲目は、ご機嫌なサポートを続けるドラムのStefano Bagnoliの曲。リズムを強調して、緊張感高めながら、メロディも洗練されています。感情抑えめながら流暢なソロのモロニ。
あ、ハレルはお休みですが、グルーブ感も気持ちイイ好きな1曲。

再び、モロニのオリジナルでSea。
呟くように、ピアノソロではじまり、互いに寄り添うようなヴァイヴのデュオになります。
静かな海の煌めく光景…。
次第に言葉数が増え、場面が変わるように、ストリングがバックで流れる展開に。
余韻の残る響きになっていて、恋愛映画の一場面のよう。。
そう、モロニはエレピもつかっていますが、サウンド的にはぴったりはまる。
タイトル曲もモロニの曲。The Cube。ハレル含め、4人のインタープレイ中心なハードバピッシュな演奏。バニョーリ?とモロニはお休みで、パーカッション中心だったEnzo Zirilliがドラムを叩いてます。ハレルとのバース交換などもあって意気揚々。

ベースのRiccardo Fioravantiの曲。これが、また哀愁もった陰影ある曲。
もちろん、ベースソロがフューチャーされており、歌心をきかせます。
6人で描きだした一枚の風景画。
最後はダルベッコのマリンバが軽快に踊るドラム&パーカッションのEnzo Zirilliの曲。
主役がずっこける喜劇のワンシーンにでも流れてきそうな陽気な曲。
なんと、モロニのトロンボーンがはいります。
え?『口』でぇ。これ、巧いよぉ。こりゃ、トロンボーンニストは失職ですな。(笑)

最後はラテンの陽気さでしめておしまい。
楽しい一枚でしたぁ。
残念ならがらハレルはお休みだけど、気持ちよくアルバムが終了しましたぁ。
仲良しこよしのアルバムですね。
ハレルのこの笑顔も納得いたします。


信者に一枚。
・・・・信者でなくても一枚!

1.Tom's Soul
2.Streets
3.Corale
4.Hidden Passages
5.Da Lontano
6.Sea
7.The Cube
8.Valzenrico
9.Zio Masi

Tom Harrell(tp,flh)
Dado Moroni(p,el-p)
Andrea Dulbecco(vib,marimba)
Riccardo Fioravanti(b)
Enzo Zirilli(ds,per,vo)
Stefano Bagnoli(ds)

Bhai Baldeep Singh(vo)
Marco Decimo(cello,strings arrangement)


バレンタインデーですね。
チョコケーキ造ってみましたぁぁ。
実はちょっと前に小さい枠買ったのです。
制作意欲に燃えてます。
ちょっと頑張ってみましたぁ。


お味ですか?
意外と、、いけてます。
え?既に昨日「もう一つ」を試食済み♪
実は、その前にもシフォンケーキを作って試食済み。。。(^_^);;
実はこっちも小さな枠買ったのです。
制作意欲に燃えてます。
うむ。。ウエストサイズ……・・・。



バレンタインに嬉しい話題がはいってきたのですが、長くなったので次回に♪
二ヶ月先のお楽しみですぅ。(きっぱり)

では、恋する方々素敵な時間をお過ごし下さいませ…。





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最終更新日  2008年02月14日 18時30分21秒



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