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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ
Jazz Orchestra of the Concertgebouw featuring Jesse van Ruller 秋も深まってきましたよね。 この時期になると、ガーデナーは誰もがすることの一つに、来春の為に球根を植える、って、ことがあります。 普通は、、春の花で最初に浮かぶのは、チューリップ、なんじゃないかなぁ。。? 可愛いお花ですよね。 でも、この花ネ、咲いたあとにきちんと掘り出してあげないと、翌年は花が小さくなってしまいます。 で、、植えっぱなしで良く手間いらずなのが、、同じ、春を代表する花、、水仙。。 私は小さい頃から、早春に咲く水仙の花が好きだったので、ここに引っ越してきてから、毎年、少しづつ増やしてます。 昔、昔、、最初に作った造花は水仙でしたねぇ。。プレゼントした。。 今年は、白い水仙を中心に買ってきました。 そう、、先日ライブを聴いた、Mike Del Ferroは、オランダの人です。 オランダと言えば、球根の世界的な輸出国でもありますよね。 ミッフィーちゃんの生まれた国でもありますが。。 そのオランダは同じアムステルダム生まれのギターリスト、ジェシヴァンルーラー。 フルアコをしっかりならしきった彼のギタープレイは、日本で非常に人気あります。 テクニシャンなんだけど、そのメロディアスなフレーズで難解さがないし、高速フレーズは文句なくかっこいいし、音色は華があるし。。 つうか、世界でも人気あるんでしょうねぇ?? 今回は、ビッグバンドを従えて、しかも、全てジェシオリジナル、と、、言う、天下無敵盤でーす。 さて、日頃ジャズの教科書もあまり読まず、、不勉強な私。 このアルバムに記載されてた、、Jazz Orchestra of the Concertgebouw→JOCは初体験です。 しかも、ナンと、我らがジェシさまは、このJOCの全てのレコーディングにかかわってきた、生粋のメンバーでございました。(^_^);; ライナーに本人のお言葉が書かれておりますが、、 「後ろから強力なエネルギーでプッシュされる快感は、他では絶対に味わえないものです」 これは、素人の私もアルバムがスタートして直ぐに感じた事です。 音の重厚さはもちろんですが、その疾走感と切れ味の良さ。。気持ち良いよぉ。 ビッグバンドマニアでもない、私が言っても説得力はありませんが。。(汗) 音はエネルギーの塊になって、ジェシを直撃してると思うのねぇ。。 でも、やっぱ、ジェシって、凄い逸材なんだと思う。 このエネルギーに倒されることなく、自分に取り込んじゃって自らの演奏の推進力にしている、、 と、言っても良いくらいです。 兎に角、強力なエネルギーをかてにひきまくってマスです。 ライナーノーツが成田さんなので、いろいろ調べる手間もなく(笑)、大変嬉しい次第です。 この方のラーナーは、本当に正当派ですよねぇ。。 8曲目のM. M. 以外は、過去のアルバムで聴ける曲なのですが、全て、他人のアレンジによるものだそうで、彼自身も難しさを感じたり、琴線に触れたり(笑)のりにのってギタープレイを楽しんでる様子は、一曲聴けば直ぐにわかります。 1曲目、ビッグバンドの華やかなサウンドの中でも、しっかりきこえるジェシのギターに笑みがこぼれます。 当然ソロをとってなくてもかっこいいんだよねぇ。。アルトサックスのアグレッシブなソロのあとに彼のソロが来るのですが、くっきりはっきり、1音1音が高速のフレーズの中でもパキパキ出てきちゃうんだよねぇ。 いや、やっぱ、かっこいいです。理屈抜きに、身体が動いてしまうかっこよさ。 デュオのアルバム探求では、オープナーを飾った Here Comes The Sun。 もともと、大きく空間の広がる曲なのですが、新アレンジにより雄大さがまして、ジェシのソロも縦横無尽。 トロンボーンのソロで、グットサウンドを引き締めて、再び、ゴ~~♪ Amsterdamも、メロディはキャッチーなのだが、JOCの推進力にのって、グィグィと弾きまくりです。 ちょっと、哀愁を含んだメロディは弾きようによっては、臭いかも。 ジェシのギターの音色は、フルアコのいかにも、ジャズギターって音色ナンで。(テクニックも凄いんだよ) ちょっと抽象的な色合いなクラリネットのソロが入って、良い感じなバランスになってる気がします。 しかし、何やってもさまになるギターです。 The Rulerも彼が、97年のモンクコンペに優勝した後のアルバムにもあるオリジナル。 全員でアグレッシブに走りまくるのですが、ピアノの息をも付かぬソロが入って、すげぇ~って思って英語のジャケットみると、ナンと、ピアノはピータービーツなんだァ。最後まで、緊張感のある素晴らしい演奏。 このJOCのメンバーでもある、ベースのフランス・ヴァン・ヘースト、ドラムのマタイン・ヴィンクと「ギタートリオ」にこだわってつくった「trio」でしっとりと披露していたHave A Heart。 もともと、男前の男心を感じる曲なのですが、実にダンディにしかも広がりのある曲に生まれ変わって、ドラマチックですらある展開。 Circlesは、テンポ良くファンキーな曲。軽快なバックにのってジェシ、トランペット、テナーサックス、ドラムとソロを繋いで盛り上げます。 一転、静かに押さえめなサウンドで、ジェシのバラードプレイを堪能。 ゆったりと情感のこもった、、ギターに、霧のように漂うピアノのソロも美しい。 終演は The Secret Champ。Catchでは、ロイハグローブでしたが、ここでのイエフェクトかけた粋なトランペットソロも素敵。がんがんとバンド全体で盛り上がっておしまい! 70分強が、あっという間に終わります。 最初から最後まで、ジェシのギタープレイ満載、堪能。 文句なく、今、目の前できいてみたいサウンドです! と、、来日、ライブするんだよねぇ。。 まずは、12日がホテルオークラってあるんだよねぇ。。。 そりゃ、、これが目の前で繰り広げられるんでしょ? 行ってみたいなぁ。。。行きたいなァ。。。 1. Silk Rush 2. Here Comes The Sun 3. Amsterdam 4. Vienna Night Express 5. The Ruler 6. Have A Heart 7. Circles 8. M. M. 9. The Secret Champ Jesse Van Ruller (g) Henk Meutgeert (cond,arr) (^_^);; ヨリス・ルーロス(as,ss,cl、fl)、ヨルク・カーイ(as,fl)、シモン・リヒター(ts)、シュールト・ダイクハウゼン(ts、cl)、ホワン・マルティネス(bs、bcl) イェレ・スハウテン、レイ・ブルインスマ、リニ・スウィンケルス、ルート・ブルルス、ヤン・ヴァン・ダウケレン(tp、flh) ヤン・ウースティング、ヤン・バスティアナ、ハンスヨルグ・フィンク(tb)、マテイン・デ・カム(btb) ピーター・ビーツ(p)、フランス・ヴァン・ヘースト(b)、マタイン・ヴィンク(ds) (^_^);;; さて、、本当に運動不足を実感する今日この頃。 家人にもそのスタイル、、どうにか、、しなさい。。と、何度も言われてるのですが。。 自然の成り行きに任せてきた、、私。 この半年、、一段と、、進行して、、ちょっと、反省。 まずいよねぇ。。。どうにか、、せねば。。 今日は、半月のようなお月様がくっきり夜空に浮かんでいます。 やっぱり、、月の光は、、綺麗ですよねェ。。。 なんだか、ちょっと悲しいけど。。 では、退散~~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月10日 09時08分28秒
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