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元陸自イラク派遣部隊長、佐藤正久参院議員が10日JNNの取材にこたえてこんなことを言っていたという。
「サマワでは自ら戦闘に巻き込まれ応戦するつもりだった。」「巻き込まれないかぎりは正当防衛、緊急避難の状況はつくれませんから。」「日本の法律で裁かれるのであれば、喜んで裁かれてやろうと。」 この発言を聞いて、先の戦争で軍部の現場が独走し、既成事実をつくり、それを追認する形で戦争が次々と拡大していったことを連想するのは私だけではないだろう。 自衛隊は自衛にあり、そもそもイラクにいるのさえ問題であるのに、自ら戦闘に巻き込まれ武力の行使をしようというのである。これが、重大な憲法違反の発言であることもいうまでもないだろう。 自衛隊の内部に、現場にこのような考えがすでにあるということは、憲法改悪の危険性を十分に明らかにしている。 佐藤議員は、今回の参院選挙で自民党が売り出した議員の一人だが、このような発言をする以上議員として失格である。 なお、詳細は↓ シバレイのたたかう!ジャーナリスト宣言「民主主義にケンカを売った「ヒゲ隊長」の問題発言」をお読みください。 追記、私は志葉さんのこのブログを読むまで知らなかった。それにしてもこのような発言が問題にされなかったとすれば、ジャーナリスト失格である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/08/20 02:21:54 PM
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