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重信川の岸辺から

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2010/07/17
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 国会議員が盛んに身を切るといっている。中身をよく聞いて見ると、議員定数を減らす、それも比例定数を減らすというのだ。

 議員定数を減らすことが、何で身を切ることになるのか、私にはわからない。議員定数それも比例定数を減らすということは、主権者の意思、つまり主権の行使を狭めること、切り捨てることでしかない。

 身を切るというのなら、まず、議員歳費など議員個人に支出されている税金を減らすのが筋だろう。議員一人あたり年間数千万円も支給されているという税金からの金を大幅にカットするといい。

 それに政党助成金を廃止することだ、数百億円もの助成金という税金からの金を受け取っておいて身を切るもないものだ。

 彼らはそんなことはいわずに、比例定数の削減ばかりをいう。少数による支配。より容易な政治を彼らは狙っているのだ。それは身を切ることではない。

 そんなことは一寸考えればわかることだ。甘いことばに騙されてはならない。







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Last updated  2010/07/17 02:32:32 PM



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