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カテゴリ:近鉄電車
今から20年ほど前の訪問。 この駅ですが、近鉄大阪線河内国分駅と関屋駅の間に、 1991年(平成3年)12月6日に新設されたばかりの駅。 ちょうどこの区間に残っていた曲線区間の改良も同時に進められました。 まずは駅の全景をば。 ちょうど12400系の上本町行き特急が通過中。 大阪方面行きのホーム上から伊勢方面を眺めると、 すでに新しい対向式ホームと橋上駅舎が完成済み。 でも、その先には曲線区間が残ってました。 奥には新設のトンネル(新玉手山トンネル)の大阪側の坑口も見えます。 そして線路のカーブに合わせてホームの一部が仮設のようです。 トンネル完成後は線路はそのまま直線でトンネルに突入の模様。 2610系の宇治山田行き急行が通過中。 大阪寄りのホームも一部仮設のようです。 同じ列車の後追い。 この区間は50キロ制限でしょうか。 同じく30000系ビスタカーが。 手前のホームも線路のカーブに沿って一部仮設であることがわかります。 難波行きのアーバンライナーがやってきました。 伊勢寄りにはまだ曲線区間が残っていたことがわかります。 右手は新トンネルの工事部分でトンネル坑口の壁が少し見えます。 橋上駅舎の窓から撮影。 トンネル大阪寄り坑口はほぼ完成、路盤工事はこれからといったところ。 従来線の曲線状態もよくわかります。 そして架線柱はなんと木製・・・・。 そして地上から坑口を。 その昔、大阪線の特急や急行で伊勢方面に向かうと、 鶴橋を出てしばらくするとガクンとスピードが落ちる区間がありました。 幼いながら「なんでここでスピード落ちるやろな」と。 それがこの区間だったとは後々知ることとなるんですが。 この辺りは軟弱地盤地帯&地すべり地帯とのことなので、 山を避けてこのような急カーブの線形になったと聞いてましたが。 昨今の土木技術の進化によって、 このような怪しい区間でもトンネル掘削も可能になったということでしょうか。 おかげで今や何事も無かったように、列車は高速で通過していきますが。 物の本によってはこの区間は「駅と新トンネルが同時開通」とありますが、 どうも記述ミスのようです。 そういえば大阪線桜井駅構内にも このようなスピード制限区間がありましたが、 現在は解消されているようです。 新青山トンネルの長い直線といい、 近鉄さんのスピードアップへの意気込み恐るべしです。 でも名阪ノンストップ特急は今は無し・・・・ORZ。 ※1991年12月31日に撮影。
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Last updated
2013.07.26 21:37:51
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