ナームカーングボン・サアードの部屋

ＰＯＳ（販売時点管理システム）は、何が何時売れたか分かるが、買

った人は、分からない。（7－11は、店員が性別と推定年齢を入力）

ＰＯＳと、オートチャージの電子マネーが、組み合わさると

誰が、何時、何を買ったかが、分かってしまう。

＝　ナームカーングボン・サアードさんの場合　＝

午前６時３０分にＡ駅のキオスクで、○○の缶コーヒーと○○新聞。

午前７時３０分にＢ駅のキオスクで、○○の炭酸飲料と○○ガム

１２時に何処のファミリーマートで、牛カルビ弁当、オニギリ１個、

チーズケーキ、○○の緑茶飲料、ちょっとＨ系の○○コミック雑誌１冊。

午後６時に、Ｂ駅のキオスクで、ビジネス雑誌○○と○○の缶コーヒー。

午後７時３０分に、本屋で、○○学会発行の雑誌１冊。

一ヶ月の購買記録を見れば、嗜好、行動パターン、思想、そして医者が

分析すれば、健康状態さえも分かってしまう。

「この人は、毎日のように、牛カルビ弁当とオニギリとケーキを買っている。

カロリーの取りすぎだ。メタボリック対策の新製品の資料とサンプルを

協賛会社から送ってもらおう。」となるかも知れない。

今までは、考えられなった膨大な個人情報が、集積される。

フェリカを、開発したのは、ＳＯＮＹだが、情報管理は、各クレジット会社。

セキュリティは、大丈夫なのか？　心配になって来た。