|
カテゴリ:会津の旅
1月20日の日記の続き
小出に着き、13時17分の只見線の出発まで1時間くらいあるので、小出駅周辺をふらつき、戻ったのが12時40分頃だ。 只見線の乗換駅小出駅 小出駅付近の魚野川 12時50分の改札開始までまだ時間があるのに、改札前には僕と同じ只見線乗車の旅人が何人か並んでいて、僕も列に加わった。 小出駅の駅員さんは 「そんなに早く並ばなくても(只見線は)十分座れますよ」 と言っていた。 確かに座れないことはないだろう。しかし…ボックスシートの窓際を確保となれば少し早めに並んだ方がよいと思った。 何せ、只見線の列車はキハ40の2両編成で、うち1両がロングシート車なのである! 只見線が単なる移動手段で乗るならともかく、この線の車窓が旅のメインとなれば良い位置をキープしたいと思った。 改札が始まり、何とか思い通りの席を確保し、結局ほぼ席が埋まった状態で出発した。 恐らく青春18切符使用可能日の休日だからこんなに混むのであって、普段はもっと空いているのだろう。 列車は雪景色の中を会津若松目指して4時間の旅が始まった。 しかしスピードが遅く、並行する路線バスとほぼ同じ様なスピードで走っていた。 途中の駅は無人駅が多く、待合室の上には50センチ近く積もった雪がどっさり乗っかっていた。小さな建物でもこれだけの重みに耐えられるのはたいしたものだ。 小出の次の藪神駅。待合室上にはかなり雪が積もっている。 越後須原駅 途中の入広瀬駅には「山菜共和国」という看板があった。山菜のメッカなのだろう。 約50分で新潟県最後の駅大白川に着き、ここからはトンネルなどの30分の山越えで福島県の只見駅を目指す。実際には途中に田子倉駅があるが冬の期間は営業休止で通過となる。 大白川~只見間は人工物がほとんど無く、線路はスノーシェルターに覆われていて、簡単な山越えではないことが実感する。 並行する道路が無く、只見線が廃止されず残った理由の一つだろう。 途中に「六十里越トンネル」という長いトンネルがあり、夏場は涼しく天然のクーラーが効いている。実際には六里程度の山越えだが、六十里くらいの長さに相当する大変さから、こう名付けたそうだ。 そして只見に着き、福島県と入った。(^o^) 次回、只見線後編に続く。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.27 01:53:33
コメント(0) | コメントを書く
[会津の旅] カテゴリの最新記事
|