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映画・演劇日誌

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2007.03.10
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精華小劇場にて、精華演劇祭vol.6参加作品、france_pan「前向きな死に方」観劇。
一人暮らしのアパートの一室に自死に男が一人。
スカイフィッシュやA級Missing Linkも選んでいた舞台設定。
力のある若手劇団が最近好んで使う設定やと思う。
空き缶、敷きっぱなしの布団、ダッチワイフ。あのアパートの一室が現代の若者の原風景なのか。若者の身体のリアルに似合う。
前半の男たちのダイアローグが秀逸。俳優もいい。現代の若者の身体を上手く舞台にあげているのは、こことA級MissingLinkくらいか。
「死」がテーマなんやけど、わからないことをわからないまんま提示しているように感じた。
俳優の身体もその答えの出ない重いテーマに答えを出そうともがきくるしんでいる。
だから好感を持った。
作・演出の伊藤君、若いもん。
数年後、化けるんちゃうかな。
次回も見に行きますよ。

さて、私は、肉体的な「死」に興味がないんではないか。
今回の芝居でも、みんな死んじゃってるのに、議論をやめない。思考をやめない。
「死んでから頭使ったらお化けになるで」は、うちの母親の名セリフのひとつである。
そういう意味では、うちの芝居はお化けばかり出てくるね。





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Last updated  2007.03.11 10:53:48



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