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カテゴリ:運命波学的「サイエンス」
新型インフルエンザは終息したか?
昨年はマスクの売り切れ続出を起こし、世界的な感染レベルである「パンデミック」を引き起こした新型インフルエンザですが、その後どうなったのであろうか? 実は今年8月下旬、WHO(世界保健機構)から新型インフルエンザのパンデミック終息宣言が出されていました。
2009年4月に「パンデミック宣言」が発動されてから1年と4ヶ月目での終息宣言でした。 今回の新型インフルエンザは、その発生の数年前から各方面で絶望的な説が多く出されていました。 事実新型インフルエンザウィルスが発見された後はマスクの売り切れが続出し、電車内での咳を巡っての小競り合いなども発生し多くの人が神経質になっていました。
しかし、当初想定していたような最悪の状況にならなかったのには多くの幸運が重なったものと考察されます。 一つはタミフルに耐性を持つ遺伝子が生成されなかったこと、これによって殆どの人がタミフルによって感染防止に成功しました。 また、最も警戒していた更なる新種への変異が無かったこと、これは今までには無い幸運でした。
これらの幸運が重なり、当初想定していたようなそれほどの被害を出す事無く終息宣言となりました。 周期的に変異を繰り返すインフルエンザウイルス、次回の大流行の前に圧倒的な威力を持つワクチンの開発が急がれる。
そろそろ今年もインフルエンザの季節、新型インフルエンザが終息しているとは言え、何時変異を起こしてもおかしくないのがインフルエンザウイルスです。 注意するに越したことはないでしょう。
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Last updated
2010.10.26 14:56:13
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