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From クルンテープ

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対策コース(2)

10月18日  対策コース22日目

日本に一時帰国していたので、計4日間授業を休んだ。
学期間の休み+週末をはさんだので、実際のブランクは10日間。
その間、宿題でプリントを何枚かやってはいたけれど、久しぶりの授業は頭も手もついていかなくて、結構ツライ。

日本に帰っている間に、みんなそろって受験の申し込みに行ってきたらしい。
私の分は書類をそろえて一応預けてあったのだけど、代理申し込みが受け付けてもらえたそうだ。有難い。

本日のキアンタイ(書き取り)は、「ローイグラトン」。

今週のキアンタイは、「ワッタナタム」(文化)シリーズらしい。げげげっ。
難しい言葉、しかもそのトピックの中でしか使わない言葉が多いから、ほとんど覚えられないんだよね・・
案の上、かなり間違った。

2時間目は作文。
「タイについて私の知っていること」というお題なんだけど、

・タイの各地方(北部、中部、東北部、南部)の地勢、気候について
・自分の印象に残る(お気に入りの)地方とその理由
・その他必要と思われること

について、触れながら書けという指定付き。

先生はヒントを出しているつもりらしいけど、これがかえって難しくさせているときのほうが多いんだな。
だいたい、各地方の地勢と気候の特色なんてどうしたら・・

北部は山が多くて涼しいとか、イサーン(東北部)は乾燥しやすいとか、中部は平らとか。
それぐらいしか書けないんですけど・・
それに、作文全体の流れとして、他の話題とどうつなげていいのか悩んだ。

いつもは90本1本勝負なのに、今日は75分でどれだけ書けるかやってみよう!
なんて言われて。ああ、しんど。

結局いちばーん大事な結論の途中で時間切れ。
放心状態で復帰1日目の授業が終了したのでした。


10月21日 対策コース25日目


明日からは3連休の金曜日。

本日のキアンタイは「ワン プートモンコン」
田植えの季節の前に、その年の豊作を願って行われる儀式のこと。

2時間目は作文。今週はまだ1回しか書いてないから、来ると思ったよ・・

まずは先日書いた「私の知っているタイについて」の作文に関してフィードバック。
みんな、かなり苦しんだらしい。

余りに出来が悪かったので、週末の宿題として同じテーマで書き直しということになった。
私なんか、どうも書くべき内容をかなりカン違いしていたことに気がついた。
こりゃあ、完全にイチから書き直しだわ。

それと、「タイは4つの地方からなっています」と書いたら「4」ではなく「6」と直されていた。
北部、中央部、東北部、南部のほかに、西部、東部も含むらしい。

うえー。「それぞれの地方の地形や気象の特色についても言及しろ」という指示があるんだけど、
西部や東部の特色って何??

そして、授業中に書く作文の課題は「私の目からみたバンコク」。
制限時間は75分。30行以上。

今日もやっぱり結論の途中で時間切れだった。
でも初めてほぼ30行まで書けた! 内容もまあまあ(前回に比べたらね)書けたのではないかと。

でも、これでも「チャイ・ダーイ」(なんとか使える。まあまあ)と先生に言ってもらえなかったら、ショックだなあ・・・



10月25日 対策コース26日目

本日のキアンタイは「クイッティアオ」について。

いつも屋台の看板で見ているはずの「クイッティアオ」という字なのに、間違ってしまった。
声調記号が一つ足りなかっただけなんだけどね。惜しい!

2時間目は読解問題のプリント。

眠気が襲ってきたころに、(過去の)王様に関する文章問題が出てきて、死んだ。
だってロイヤルファミリーに関する言葉(ラーチャーサップ)って、特別すぎて分からなすぎ。読んでるだけで眠気最高潮。

3時間目は6年生の教科書音読練習。

コンピューターやインターネットに関する単語を紹介した文章。
どれも、英語をそのままタイ語に取り入れて、相当するタイ文字のつづりもあるんだけど・・

外来語をタイ文字で表記するときって、実際の読みの通りに声調記号をつけない場合が多々あるらしい。
でも、ちゃんと声調記号をつけている単語もあり。
つけるならつける、つけないならつけない。どっちかに統一してくれー。

ややこしいけど、実際の試験ではこういう外来語を書かされたり、音読することはほとんど前例がないらしい。
でも、「インターネット」ぐらいは可能性あるかもね。一応、おぼえておこう。


10月26日 対策コース27日目

本日のキアンタイは「自然の素材でつくったおもちゃ」について。
バナナの木の幹や葉っぱをつかって、馬やピストル、草笛などをつくって、子供達はよく遊んだという話。

2時間目からは作文。
まずは、先日書いた「私の目から見たバンコクについて」のフィードバック。

先生からの注意点は

1)いきなり本文に書くべき内容を、前書きに書いている人が多い。

まあ、これはわかる。私もやってしまったことがある。

でも、もう一つは

2)タイの文化や社会その他もろもろのことについて書くときは、けなしすぎない。
採点者(もちろんタイ人)に悪い印象を与えてしまう。   だって・・・

何事にも良い面・悪い面、長所・短所があるので、バランスよく両方について触れるのは良いことだけれど、

たとえばバンコクについて
「渋滞ひどい、大気汚染、スラムが多い、物乞いがいる・・」と悪い面ばっかり書いていると、
採点者に「じゃあ、なんでタイにいるの?」って思われかねないし、
採点者に悪い印象をもたれてしまう可能性がある、と。

だから悪い面に言及したとしても、たとえば

「経済活動が発展した(良い面)ために、渋滞が深刻になっている」
「大気汚染が深刻だけれど、政府もその解決のために努力している」

など、フォローの一文をつけること。

まあ、わからないでもないけど・・
作文書いているときに、そんなことまで配慮する余裕がはたしてあるんだろうか?!


11月3日 対策コース31日目

いよいよ腱鞘炎らしき症状がひどくなったので病院へ。
やっぱり腱鞘炎だった。
塗り薬と飲み薬、それと親指固定のためのサポーターをもらう。

これじゃあ、字を書くのも一苦労。

キアンタイは、「サムンプライ(薬草、ハーブ類)」について。

2時間目からは作文。

先日書いた「私が生まれた県について」のフィードバックだけを聞いて、帰宅した。
さすがにここで作文を書ききれる自信はないし、こんどこそ手が死ぬ。

前回の作文は「ディー」(Good)と書かれて戻ってきた。
う、うれしい~。

先生が
「休憩するときにも、なにかタイの文化とか社会に関する本をよんでおくといいよ。
タイ語で書いたものなら一番いいし、それがいやなら自分の国の言葉で書いた本でもいい。
作文を書くためには、言葉そのものだけではなく、知識・情報をできるだけ多く
たくわえておく必要がある」といっていた。

私も、手がこんな状態で焦っているけど、まずは出来ること(読むこと)中心に
時間を無駄にしないようにがんばるしかない。そう、焦っちゃダメ。



11月5日 対策コース33日目

焦ってばかりいるせいか、今度は腹痛&ゲーリー。
それとも腱鞘炎用にもらった飲み薬のせいか。
とにかく、ストレスが体に出てきているのは間違いない気がする。

本日のキアンタイは「手で食事を食べる習慣について」

残りの時間は、作文。「私にとってのコン ディー」について。

悩んだ末に、両親のことについて書いたけど、我ながらつまらない作文になってしまった。

もうちょっと具体例を盛り込んで書いたら、読んでて面白いと思うんだけど、
(先生いわく、具体例がない作文は、麺しか入ってないクイッティアオと同じ。
具体例はプリックやナムプラーみたいなもの、だって)時間もないし、語彙もない。

書き終わって、すごーく不完全燃焼。なんか、気持ち悪い。

過去2回の作文、「ディー」と書かれて戻ってきて、いい気になっていた。
まだまだ精進が必要です。


11月8日 対策コース36日目

本日のキアンタイのお題は「ジーエムオー」
GMO=遺伝子組み換え作物について。

いかにも難しい単語が出てきそうだけど、実は以前教科書に出てきた文章からとっているので、意外と書けた。

でも、「GMO」の部分をアルファベットで書いたら直された。
「OTOP」はアルファベットでよかったからOKかと思ったんだけど。

2時間目は予想通り作文。
まずは前回の「私にとってのコン ディー」の作文のフィードバック。

私が前回、書きながら感じていたように、やはり具体例を適当に盛り込むことが大事・・・ということだった。

「私の友達は、優しくて、私のことをいつも理解してくれてうんたらかんたら・・・」

と書いてあっても、「例えばどういうふうに?」という具体例がないと、
読み手は「ふーん、あ、そう」って感じで心に残らない。

だいいち、具体例も書かないとすぐにネタ切れになってしまって30行も書けない。

私の書いた作文、自分ではつまんない作文・・・と思っていたけど、読み返してみたら一応具体例といえるものが書かれていた。

そのせいか「グァップ ディー」をもらった。
ABCD評価でいえば、「Aマイナス」ってとこか。
意外に良い評価で嬉しいけど、その割には答案が真っ青・・・(青ペンで添削されている)

そして今日の作文のお題は・・・
「ムア ロムナーオ パット マー」(冷たい風が吹くとき)

今までとは全く違ったテーマの作文。
というのも、これまでは説明・記述中心の作文ばかりだったけど、
今日は、情景・風景の描写を取り入れた文章を書く練習をするとのこと。

実際、過去に「バンヤーイローハーン(説明・記述)とパンナナーローハーン(描写表現)を適当にとりまぜて書くこと」
という指示つきの出題があったそうだ。ぐえ~。

自然や情景描写のボキャブラリーが貧困な上に、このテーマ。何書いたらいいのさ・・・
産みの苦しみを味わいました。今日の作文も不発だわ。


11月10日 コース38日目

本日のキアンタイのお題は「コンピューター」
やられた~、どうやって書くんだっけ??と、焦ったが、偶然にも?正しく書けた。

しかし、今日は他にも「グラフイックプログラム」とか「インティーサイザー」
とか英語が出てきて死んだ。

っていうか、「インティーサイザー」って何?
あと「エックサレー」って出てきて何かと思ったら「X-lay」(=レントゲン)のことだった。

2時間目は教科書音読練習。

3時間目は、昨日やった難しーいプリントについての復習。

先生いわく、今年は「文章を読んで、それに関する問題に答える」形式の他に(今までこのタイプの問題だけ練習してきた)、
言葉に関する知識、しかも王様関係のことばや、ことわざに関する知識を問う形式の設問があるかも・・・
という情報を入手したと(どこで?!)。うえ~。

今でさえいっぱいいっぱいなのに、さらにことわざを勉強しろと?!
あんまりだ~。


11月14日  対策コース40日目。第1回模擬試験。

午前クラス、午後クラスの生徒の合同で模擬試験があった。
本番と同じ時間割で、本番のつもりの服装、受験票も持参した。
机には名前と受験番号を書いた紙も貼られる念の入りよう。

服装については「きちんとした、礼儀正しい(リアップローイ)服装で。
白いシャツに黒のボトムが一番いいけど、派手な色でなく「リアップローイ」な色なら、それでもOK」
というのが、事前の指示だった。

それを聞いて各自が着てきた服装は、、、大部分が白シャツ&黒ボトムだったけど、
それでも、タイの大学生風から、OL風、ヤンキー高校生風、アジアン風・・といろいろ。

さらに、水色系のシャツを着てきた人もいて、先生に「あら、どちらのプージャッカーン(Manager)ですか?」と聞かれる人、
学校の先生みたいな人もいた。

普段はみんなラフな格好だけに、「大コスプレ大会」?!みたいで面白かった。

模試の1時間目はキアンタイ。

いつもの授業でやっているのよりかは難しくなかった。
川に排水を流すと汚染されるからどうのこうの・・・というハナシ。

2時間目は一番苦手な作文。

この前苦しめられた「説明・記述」と「描写」の表現を適当に用いて書けという指示。
しかもタイトルが「ワン ティー フォン トック」(雨の降る日)。
もう目の前まっくら。

絶望的になりながらも、しぼりだしながら何とか書き上げた。
絶対書き終わらないと思ったら、いつも使っている紙より小さい回答用紙だったのと、
いつもは75分で書かされているところを本番通り90分時間をもらったので、なんとか書き上げた。

でも、内容はめちゃくちゃ・・
こういうタイプのタイトルきらい。っていうか、作文キライ(涙)

3時間目は読解&言葉の知識の問題。

んー、まあ可もなく、不可もなく。
文章読解はまあまあ出来たと思うけど、言葉の知識を問う問題はいつものごとく、
問題自体の意味がよくわからず、しかも選択肢も知らない言葉ばかり。

作文が終わった時点でかなり頭がぼーっとしていたけど、とうとう気持ち悪くてはきそうになる。

眠くならないように、お昼をちょっとしか食べなかったせいか、
長袖のシャツを着て暑かったせいなのか、はたまた緊張のせいか。

最後は文章の音読&質問に答える面接。

読みはまあまあだったけど、質問への答えがうまくできない。

私がプリントをみながら、しどろもどろになってなんとか答えると、面接官役の先生が
「あなたのいっているのは、こうこう、こういうことですね」と美しく
まとめてくれて
「はい、はい、そういうことが言いたかったんです」みたいな。

多分、先生の言ったのが模範的回答だったんだろうな。
でも、そんな美しい回答は私にはムリなんです(泣)

つらかったけど、とりあえず模試終了。
これであと2日間は学期休み。ローイグラトンもあるし、模試の出来については忘れて少し気分転換しよう・・・



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