さて、何の気なしに秋葉原に行きましたところ、こんなものを見つけました。
Thermalright TRUE Black 120 Plus
CPUクーラーに関してはあまり詳しくはないので詳細は良く分かりませんが、某所でよく「しげる」とか言われているアレ。
で、値段が3,980円。たぶんなんですが、おそらくは安いんじゃないかと。
なんで安くなってんのかな?とふと辺りを見回すと似たような箱がありやっぱりTrue Blackとある。ただコチラはRev.Cなっており9,980円。
要するに旧モデルの投売りなんでしょうか?
ぱっと見た目あんまり変わらんようですし、まあ、よく話題に上がるCPUクーラーなので取りあえず買っときました。
んで、よくよく見たらLGA1156には対応してないとおっしゃる。
現在我が家のマシンは全てLGA1156で統一されているのでこのままじゃただの鉄塊です。
ので、
LGA1156 Bolt-Thru-kit Rev.B
リテンションキットも買ってきました。
まあ、2つ合わせると5,000円越え。
結構な値段になってしまいました。
んで、帰ってきて取り付けようとしたらバックパネルを付けろとおっしゃるので、一旦マザーを外して装着。バックパネルなんてPAL8150以来です。
まあ、バックパネルを取り付けるのはめんどくさいですが、一旦付けてしまえば固定は単にネジ止め。ブッシュピンタイプより取り付け/取り外しは遥かに楽です。ネジ止めも悪くないですね。
で、取り付け完了
CPUクーラーとしてはそんなに大きい部類ではないですが、マイクロATXケースに入れると相対的にでかく見えますね。
で、ファンは別途自分で付けろとあるが・・・
・・・・・・・
・・・
このままでいいんじゃないか?
ほら、排気ファンが目の前にあるし。
このマシンのCPUはCore i5 660なのですが、付属していた薄っぺらのリテールでも何の問題もなく動いていたマシン。で、こんだけデカいCPUクーラー、問題なかろう。根拠はないけど。
というわけで、このままの状態でマシンを動かして温度的に大丈夫そうなのかどうなのかを調べてみました。
マシンの構成
CPU:Core i5 660 3.33→3.8GHz (152MHz x25) Vcore:1.1975V EIST,C1E,TB:off HT:on
マザー:GA-H55M-S2H
メモリ:DDR3 1333 2GBx2 912MHz
SSD:OCZ Vertex 60GB
排気ファン:KAMA-Flex 超静音 12cm 1,000rpm
電源:PLS180
OS:Windows7 HomePremium 32bit
室温:18度~19度
という、どこにでもあるごく一般的なBOINC(WCG)専用マシンです。
んで、BOINCを走らせ常時CPU使用率を100%にします。この時のCPUの温度(EasyTune6より)とTrueBlackに温度センサーを貼り付け表面温度を測ってみました。
CPU温度 表面温度
開始時 38度 30.9度
10分後 48度 36.3度
20分後 50度 37.3度
30分後 50度 37.7度
40分後 50度 37.8度
50分後 50度 37.9度
60分後 50度 38.0度
70分後 51度 38.1度
ちょいと飛んで
120分後 50度 37.9度
なんというか、我ながら暇なヤツだと思った。
概ね50度前後で安定と今の時期なら特に問題はなさそうですね。
本来こういう使い方をするものじゃない気もしますが