塩釜~奥松島~石巻へ
晴れた日曜日、以前よく行っていた塩釜市の越の浦を目指しました震災後、塩釜方面は初めてです。心の準備が出来ていなかったというか、、、越の浦は入り口に大きな土嚢のバリケード。立ち入ることは出来ませんでした。あぁ、やはりそうか、、、営業できていなかったんだ。そのまま国道45号線を松島方面へ。松島のメインストリートはシャッターを下ろしている店も一部ありましたが活気を感じました。頑張ってるな~♪遊覧船に乗るお客さんも多く県外からも来ていただいているのでは?とは言え震災前に比べればかなり少ないんでしょう。観光地として生き残るために瀬戸際の戦いをしているのかもしれません。奥松島を目指しました。能天気な私は眺めの良いところに行きたかっただけなのだけれど、、甘かったです。途中から風景は変わります。傾いたままの電柱、津波を被った家がそのままに残されている。海水が引いていない田畑。あの日から何も変わっていない、、野蒜海水浴場にも昔はよく行きました。今は影も形もありません。海岸線の堤防工事が来年3月までの予定で行われていました。気を取り直して石巻へ向かいます。市役所前のメインストリートは以前より閉店しているお店が多かったような気がします。どうなるんだ?石巻運転中、仮設住宅をいくつか見ました。晴れた日だったというのに水溜りができていて(前日の雨?)その中を長靴を履いて下を向いて水を蹴っている人がいました。水が引かないんでしょう決して暮らしやすい環境とは言えない造りのようです。温度差を感じます。生活の中心がほぼ仙台の中心部だと県内の、特に海岸部の被災地の現状を肌で感じることが出来なくなってきている。同じ被災地でも格差がある。格差を感じた人が何とかしたいと思う。何か役に立てることはないかと思う。でも自分の生活もある。どうすればいいんだべなぁ~