手術前夜(1)~手術前日(1)~手術前日ということもあって、この日は特に検査はなし。
けれど気分的にはやっぱり落ち着かない。 それにしても病院の朝は早い。 というより夜の消灯も早い。 1日の流れとしては、朝食が8時。 昼食が12時。夕食が6時。そして消灯が9時。 今までの私の生活は、勤務時間が不規則だったので 1日足りとも同じ時間に食事をしたり 同じ時間に寝たり、というのがない生活でした。 大体、今までは夜の1時とか、遅いときでは2時まで起きていたので いきなり「消灯9時」というのは、検査以上にきつかったです。 無理やり寝ても、夜中に目が覚めるから(笑) 看護婦さんから「午後3時以降、麻酔科の先生が 手術時の麻酔の説明に来ますから病室にいてくださいね」と言われたので 2時頃はまた食堂の眺めのいい席に座って本を読んでいたのですが 2時半になるかならないかくらいに 「ななこさん!麻酔科の先生が来ましたので病室に戻ってください!」と 看護婦さんが呼びにきたので、慌てて戻る羽目に・・・。 麻酔科の先生というくらいだから (どんないかつい先生が来るのかなあ?)なんて思ってましたが 実際は、30代半ばくらいの、ヨン様風の若い先生でした。 あ、私は別にヨン様ファンではありませんよ~(^^; 病室では、ヨン様から全身麻酔の説明を受けました。 当日は、全身麻酔をかけたあとに 口から気道を確保するための管を入れるのですが その管を入れると、抜くときに喉に傷がつきやすいため 術後、喉が腫れたり痛くなったりする、とまず言われました。 また、全身麻酔の影響で、術後に気持ち悪くなって 吐いてしまうこともある、と聞いて 一気に気持ちが引き締まる思いがしました。 麻酔に関する同意書にサインをして 先生に渡すと、説明は終わり。 今は何でも、同意書が必要なのね。 夕方になって、会社の後輩が来てくれました。 彼女は海外生活が長かったせいで 本人いわく「日本人のお友達は少ないんですけど なんかななこさんはお姉さんみたいで気が合うし いろいろとしてあげたくなっちゃう」のだそうです。 私も、仕事をしているときから、彼女はおもしろい子だな~と思ってたので 彼女と仲良くなれて嬉しかったです。 手術の前日だから、本来であれば気持ちが落ち着かずに ザワザワしていたはずなのに 彼女とおもしろおかしい話をしていたので 私は意外といつも通りに過ごしていました。 後輩に感謝。 |