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ゼミの最終日なので、「あの子を探して」(監督:チャン・イーモー)を見せる。
わずか13歳の少女が代用教員として赴任した寒村の小学校の話だ。「初恋のきた道」と同じ頃にできた映画だが、13歳の少女がなんともいえない味で、心イを打つ。 もちろん、プロの俳優ではない。全くのシロウトである。28人の生徒も同じくシロウトだ。 チャン・イーモーは、「秋菊の物語」でもそうだったが、ドキュメンタリータッチで、シロウトを生かして使うのが、実に巧みだ。 何度観ても「あの子を探して」はいい。 でも、学生たちにぉの味がどこまで通じたかは心もとない。 なにしろ、北京オリンピックの開会式を演出したといっても、北京オリンピックを誰も見ていないのだから。今の若い人の文化は、大きく違っている。 だから、アカデミー賞に輝いた「おくりびと」だって、果たして若者が共感するかどうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.27 17:50:52
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