この日は朝からスリランカ観光のハイライト
5世紀後半にシンハラ王朝の王カッサパ1世が築いた都城
シギリヤ・ロック登頂?!です
完成からわずか11年でその短い歴史を閉じたシギリヤには
カッサパ1世の野望と悲しい親子の物語が残されている とか
暑いところゆえ、朝早くだけども早朝ってこともない時間に
チケット売り場に到着です …既にかなりの人出 さすが観光地
厳しい陽射しが照りつける中、1200段の登山です・゚・(。>д<。)・゚・──ン!!
カッサパ1世(在位477~495年)時代の宮殿・要塞跡がある
シギリヤ・ロックの標高は200m ふぅ~
なにゆえこんな高いとこに作っちゃうんだろうね 人間めっ
ちょっと長くなるけれども引用しておきます
『5世紀後半ダートゥセナ王の長男カッサパには
王族の血筋を持つ母から生まれた弟モッガラーナがいました。
カッサパの母は平民の血筋であったため
モッガラーナに王位継承を奪われるのを恐れ
モッガラーナをインドへ追放し父も殺害してしまったのです。
父を殺すという仏教徒として最大の罪を犯したカッサパは、罪を償うべく寺院を建立
そして弟からの復習におびえる日々を送ったのです。』
それにしても日差しと急でツルツルの階段には悪戦苦闘
岩の階段を登りきると少し開けた場所に着くのですが
岩肌に取り付けられたらせん階段が見えてる ひぃ~
あのらせん階段の先に創建時には500体も描かれていたという
「シギリヤレディ」の壁画があるんです
かなりボロイ(すんまそん)らせん階段、中々スリルあります
ちなみに壁画は写真不可(○`дノ´)ノ
らせん階段を降り、元のルートに戻るのですが…
谷側にあるオレンジの壁が「ミラーウォール」
そ、鏡壁というか回廊
シギリヤレディ達がここに映って倍増ってことらしいです
なんだか感想に困るというか存在意義が良くわからないです
弟の攻撃から身を守るために建てられたシギリヤ・ロック
ミラーウォールからもう少し!!上るとようやく中腹
弟のいる南インドを威嚇するように見据えていたとも言われる
巨大な獅子像(手足の部分のみ現存)のあるライオンテラス
かつてはライオンの顔もあったそうで
そのがお~って開いた口の中に階段があったそう
で
ライオン(シンハ)の喉(ギリヤ)がシギリヤの名前の由来なんですって
この辺りで、すでにかなりの達成感(≧▽≦)
が、しかし・・・・
頂上までまだまだ続く長い階段
ここからは手摺があるので危険度は下がる気がするけれど
急な階段で、ところどころガタガタ音がするのがなんとも厳しい
だんだん「高さ」を感じるようになってきて
さすがに下を覗くと ちと ちと ぶるっ
そんなときは遠くを見るに限りますが…
ほんとうにジャングルのまん真ん中
どうしてこんなんに巨大な岩山が一つだけあったんでしょうね
登頂成功。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。 ゜
苦節?45分 …暑さもあってかなりしんどかったあ
建物らしいものは基礎部分しか残っていないので
なんだか達成感は「登山」ってとこだけでして… とほ
遺跡見た!感はあまりありません
思いは… なんでこんなとこに建てたあ?
建築するだけでも大変だろうに
居住するにしても、水はどする?とか ね
労働者は大変だよ
そして結局11年後にはインドから戦いを挑んできた
弟モッガラーナにあっけなく敗れて
カッサパ1世は自ら命を絶ったのでした …あらま
ここは沐浴場 …泳いでいる人いました
ちなみに、この階段 一通じゃないんだよね
ライオンテラスに降りるにも
増え続ける登頂者とすれ違うの怖いよ
ということで、かなり個人的にはハードな苦行?でしたが
現地の方はこんなにドレッシーなサリーとサンダルで登頂だものね
ライオンテラスから下界へは下り専用の階段があったので
比較的楽に降りれますが、それにしても雨だと辛そうな
ツルッツルな階段であることには違いありません
途中イグアナさんに出会ったり
お堀?には魚を器用に取るカワセミさんに出会えたり
オリジナルのシギリヤレディは写真不可ですが
敷地内にある博物館にレプリカがありました
全体像はこんな感じだったんだろうな~
というシギリヤレディ
こちらが一番有名?な王妃様だったかな
オリジナルよりも鮮やかな色合いですが
雰囲気はこんな感じだったので、載せておきます
スリランカの中央部にあるアヌラーダプラ、ポロンナルワ
キャンディの3都市を結ぶ三角形の中に位置する
世界遺産や古代遺跡が集中する文化三角地帯と呼ばれるエリア
その中にあるボロンナルワ遺跡群へ
アヌラーダプラと並ぶシンハラ王朝の古都で
11世紀に侵入した南インドのタミル人を追放後
ビジャヤ・バーフ1世が首都をアヌラーダプラから移し
13世紀までシンハラ王朝の都として栄えたボロンナルワ
12~13世紀のパラクラマ・バーフ1世と
ニッサンカ・マッラの全盛期には
壮大な城郭都市へと姿を変え、タイやビルマ
(現ミャンマー)から仏教僧が訪れるほどだったそう
菩提樹寺跡だったかな
なんだけど…
この仏教遺跡を何ヶ所かまわったんですが
遺跡の名前全部忘れた …とほ
行った場所はメモしてるんだけれど
どれがどれだか わからん という情けない状況(´^`;)
なので印象に残った写真だけ載せておきました
クオードラングルのワタダーゲと呼ばれる円形の仏塔
東西南北それぞれに出入り口があり
4体の仏陀の座像がありました
かわいいというか ちょっとおもしろいレリーフ
ムーンストーンもここのは鮮明
レンガ造りの仏像が残っているというランカーテラ
どこどこ~ と奥に進むと
寺院の高さ17mに対して頭部は残っていないにもかかわらず
高さが13mもの巨大な仏像 でかっ!!
こんな平たいストゥーパもありました
穏やかな表情の3体(+洞窟内の1体)の仏像が並ぶガル・ウィハーラ
奥から長さは14mの涅槃像はなだらかな流線形
保護のために無粋な屋根があるのがちょっとね…
高さ7mという悟りを開いた仏陀の姿を表している立像
ヒンドゥー神像に囲まれている
高さ1.4mの洞窟内の座像 …こちらにお供えがいっぱい
左側に高さ4.6mという座像 でした
あらあら子連れのお猿さん
この日は登山からの遺跡巡りでお腹いっぱい
ちょっと疲れました( ⊃Д∂)zzz・・・
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