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長押 綴

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2017.01.08
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カテゴリ:🌾7種
「駄目人間」から良い所を見付ける人って、かっこいいな、って思う。

 アウトローって「ワイルドでタフ」な感じがいいよね、と思う。(勿論管理され繊細なものもいいけれど)

ナツの周りには「問題児」が多い。けどそれはマフィアものとかヤクザものとか、漂流物で案外優しいヤクザとペアにされたとか、そういう展開に萌える人向けなんじゃないのかなーと思い始めている私が居る。私も例に漏れずそれに萌えるし。
ナツ自身が「問題児」って言われているからこそ、「問題児」の気持ちが分かるし、
またナツ自身の中の記号としての「問題児」を見つめ直すきっかけにもなった。
優等生と言われていた夏Aや秋がホラーじみた扱いを受けている中では問題児の方がむしろ常識人っぽいポジションにも立つことがあるし。まあそんなギャップが面白いんだけど。

ギャップ萌えは何も一人の反応だけでなく、誰かと誰かの違い、東男と京女みたいなギャップにもあるものなんだと思う。

蝉が決めつけ魔なのはナツの慎重すぎるところと対照的。
安居が過保護なのはナツの殻に守られていたところと対照的。

そして。
成長ものにおいては、その対照性、ギャップが料理で使われる熱や氷として機能する。

蝉と後々に出会っていたらナツは夢見る夢子さんの要素が強かったかもしれない。
安居と早々に出会っていたらナツは基本スキルは上がってただろうけど今以上に一歩踏み出せなくなっていたかもしれない。

蝉があの世界で初めて会った男の子だったからこそ、そして嵐に惚れて失恋して、自分のことを見てくれていた蝉のどことない暖かさに惹かれはじめているからこそ、ナツは強く地に足をつけながら、今までと違う世界へ踏み出すことが出来た。

安居が蝉に対してもやもやしてる中で転校生のようなポジションでやってきた男の子だったからこそ、ナツは誰かを、まだあまり知らないけど、それでも大事な、お互い助け合ってきた仲間として、殺そうとする手から庇うことができた。「やればできる」を、初めから一緒だった人達とは違う目線で貰ったからこそ、勇気が出た。

パロディとかIF二次創作でなら、もし別の時期に出会っていたらどうなっていたのか、とか
そういうことを考えることは楽しいんだけど、

原作の展開で「今の時期にあったからこそ」という展開も好きな私からしてみると
やっぱり基本は原作の話の流れが一番だよね?とも思う。
まだ未確定な未来ではやっぱり希望はあるけどね。

あと、「あかん感じの男性にばかり好かれる女性」は「自己評価が低い」というのもあったけど、
ナツも「誰でもいいわけじゃない」し、そもそも蝉は
「このままじゃやばい気がする」と安居とナツのほわほわ和んだ感じに焦りを感じ、
安居は(恋ではないにしろ)蝉とナツの関係について「お前も見習ったら」と涼に言われてるから、
こういう風に周囲に色々な人と人間関係があってバランスが取れているなら
ナツの恋愛模様はそこまで心配しなくても大丈夫なんじゃないかな…?とも地味に思う。


*****

安居とナツは師弟である方面の理解者(安居を口下手と称した辺り)
で、
蝉丸とナツは駄目駄目だけどしょうがないな、支えてあげなきゃ
的な感じの関係な気がしてる。

ダメンズウォーカーとかでなく、
西野カナの「あなたの好きなところ」の「色んなあなたをそばで見つめてるよ」「あなたで良かった」
みたいな感じかなあと、段々と寄り添うようになっていくのかなと、思ってる。





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最終更新日  2017.02.07 13:48:16
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