連休明けは異常な上昇でスタート
連休明けの今日の東証は爆上げでスタート。TOPIXは先週末より54.15ポイントも上げて2612.03ポイントとなった。今日の東証は買いが入って各指数とも上げている。まさに全面高の展開。TOPIXが50ポイント以上も上げるなんて見たことない。日経平均は1000円以上の上げ幅を記録。滅多にあることじゃない。日本市場が休場となった昨夜の米国市場で主要指数が上げ下げまちまちの展開だったものの、東証は寄り付きから連休明けを待っていたかのような上げでスタート。時間が進むにつれて上げ幅を広げていき、引けは御覧の通りの上げとなった。先週末にS&P500が5,000ポイントを超えて今までの最高値になったこと、ダウ平均も史上最高値を更新していることから東証もそれを好感しての大幅高となった。日経平均は一時ではあったが指数としての節目である38,000円を34年ぶりに超えることがあった。天井知らずといった感じの勢い。今までリーマンショックを乗り越えて日本株に取り組んできた自分としては信じられない光景を目の当たりにした気分だ。日経平均を押し上げたのは東京エレクトロン(8035)、SBG(9984)、アドバンテスト(6857)などである。この3銘柄で指数の半分近くを押し上げたらしい。半導体、AI関連強しである。今の時流と言えばそれまでだが、もろAI関連株を見てみたが、それほど上げていないか逆に下げている銘柄すらあった。値嵩株に海外投資家の買いが入ったとみてよいのではないか。あとは保険株も好調だったようである。どうやら金融庁が損保4社に対して政策株の売却要求をしたことがその背景にある模様。この辺も今後は金利上昇などを合わせると強含みしそうな気がする。さて今週はこの勢いを維持できるか。上げすぎの反動が怖いのだが、そこは押し目になる可能性もありそうだ。