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 Kとワタシのwaltzな毎日

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2008.09.17
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カテゴリ:帰省ツー
3日目の朝…。

スッキリと目覚めて部屋のブラインドを上げてみる。
が、なぜかそこには漆黒の闇。

はっ??

思わず声にしてしまう。

ひょっとして一日以上眠ってしまったのか…?

キツネに摘まれたような気分でケータイの待ち受けを見る。
「22:25」
混乱するアタマで日付を読む。
「9/7 SUN」



餃子&ビールで心地のよい眠りに落ちたのが
恐らくは午後8時。

連日3、4時間の睡眠で事足りてしまっているせいか
たっぷり眠ったはずがまだ同じ日の午後10時半だったのだ。

出かけようと思えばいつでも行けてしまうほど
アタマもカラダもクリアなのに
これから朝までなにしよう。。。

ベッドに横になりながら
友人にメールなど打つうちに、
しかしあっけなく再び眠りに落ちる。
口ほどにもないヤツとは私のことだ。


やっと本当の朝がきて。

6時45分にならないと始まらないモーニングバイキングはパスして、
信じがたい日持ちのワケを
未だ本気では信用していないヤマザキランチパックと、
野菜不足を補うべく旅の間頻繁に飲んだ野菜ジュースで朝ご飯。

日本海沿いの191号を西へいく。
が。
そろそろ給油しなくてはならない状態なのに、
予定していたホテル最寄りのスタンドへ行くと7時開店の看板が。
45分も待たなくてはならない。
前日チェックインまであんなに時間があったのに、
入れておかなかったことを激しく後悔。

地図を眺め、あらかじめ書き込んできた
その先のスタンドまでの距離と、
WOOが走ってくれそうな距離を計算。

定かじゃないけど走れそうな感じがしたので
そのまま続走。
人一倍焦るわりに、対処がひどくアバウトな自分を
いまさらながら認識する。

海岸線に付かず離れずの191号。
海の景色が途切れると、田園風景が現れる。
山口田園風景
黄金色に色づいた稲穂が重そうに頭を垂れ、
薄い雲が遠くの山間にたなびいている。
まさに日本の原風景を見た思い。

再び日本海に戻れば朝の清々しい潮風が吹く。
20℃をやっと越えるくらいの気温の中、
ここも通行量が少なく快走が続く。
阿武の道の駅
北長門海岸国定公園に指定されていてるこのあたりは
絶景を眺めながらひどく贅沢な走りが楽しめる。
青い海と大小の浮島が美しい。

やがて8時を過ぎるころには萩の町に入る。
CMで仲間由紀恵が「おいでませ」といざなった山口県の萩は
以前大好きな萩焼の窯元を訪れて以来心惹かれている。

白壁が続く古い家並みや萩城のあたりは、
江戸時代の地図のまま今に残されている。
萩城下

件のキャンペーンの甲斐もあってか、
朝早いにもかかわらず、
ガイドに連れられてそぞろ歩く団体旅行客があちこちに。

もっと遅い時間だったら人気のない街並みを撮るのは
難しかったかもしれない。

萩を出てからは予定外の「萩・三隅道路」へ。
頻繁に崖崩れが起きる危険な峠道の代わりに
今年のはじめにできてばかりの無料バイパス。

急ぐ旅ではないのに
さらなるショートカットをしてしまった。



だけど、実は気持ちは逸っていた。
今回の旅のひとつめの目的地、角島を目前にして、
すでに気持ちはウルトラにハイだった。

右折の目印になっているローソンを曲がり、
細く曲がりくねった生活道路を抜け、
その優美で美しい角島大橋をついにWOOと走る。

某輸入車のスローガンではないけれど、
これ以上の「駆け抜けるよろこび」があるだろうか。

クルマで訪れたあの日に思い描いた通りの光景が
ヴィジュアライズされている。

角島で美しいのは橋だけじゃない。
島を取り巻く海もまた、海外リゾートを彷彿とさせる
コバルトブルーに染まっていて、白い砂浜と相まって、
見とれるほどに美しい。
角島の海とWOO

早めのお昼をいただこうと
島を半周して着いたしおかぜの里角島

イカカレーのメニューが掛かった飲食コーナーは
どこか閑散としていてそそられない。

大自然というハードはピカイチなんだけれど、
観光というソフトはいまひとつ。
ちなみに210円と、とってもお安いソフトクリームは、
あろうことかワカメだし。

やれやれと、ミネラルウォーターを飲みながら
ぼんやりと海を眺める。
one love
照りつける太陽と蒼すぎる海、白い砂、穏やかな風。
自然に口ずさんでた「One Love」。
角島は日本で一番ラスタなスポットかもしれない。

…と、鼻歌混じりで駐車スペースへ向かうと、
WOOの隣りに一台のバイクが。
近づくに連れ、そのバイクのフォルムがWOOとウリ双子なのが
見て取れる。

兄弟か?

オーナーさんに軽く会釈しながら近づいて、
間近で目をやるとなんとW1だった。

初めて見る生W1に、ちょっと感動。
しかもこんなところで。

整備もすべて自前でやっているので、
微細な調子の変化もすぐにわかると目を細めるその方は、
広島から秋吉台を回ってきたのだとか。

W1といっしょに
写真を撮らせていただいた上に、
最後まで手を振って見送っていただいた。


そうして名残惜しい限りの角島に別れを告げる。
もちろん、また来ることを誓って。
角島大橋


その後は、いよいよ極まった空腹を抱えて、
さらにペースは上がる。
191号から幡生を経て下関ICから1日振りの中国道へ。

乗ってすぐの壇ノ浦PAでやっとお昼にありつく。
壇ノ浦丼
イカそうめんの上に、なぜかサーモン。
生姜入りのだし醤油をかけていただく。
昨日の漁師風御膳は初日の鰻重の1/2、
そしてこの日は漁師風御膳の半額。
日に日に安価になっていくランチってどうなの。
でも、この丼、お刺身は普通だけど、
海苔が抜群に美味だった。
…それもどうなのよ。

やっと落ち着いて記念撮影。
関門橋お約束のアングルで。
関門橋とWOO

ちなみに壇ノ浦PAがあるのは中国道下りのみ。
本州最西端のPAとなる。
ここには去年ファミリーロッジができた。
実家が近い私が利用することはないと思うけれど、
ひとりでも5,000円程度で宿泊可能だし、
設備も申し分ないので利用価値は高いかもしれない。
関門海峡の眺めも楽しめる。


汗が引いたTシャツに、再びジャケットを羽織って
いざ、九州へ。
実質ほぼ終焉を迎えつつあるソロツーは、
なんだかちょっぴり物足りない。

3日なんてあっという間だ。
しかも半分以上は高速道路。
あまりに無事過ぎてつまらないなんてことは
口が裂けてもいえないけれど、
要はもっと走っていたいという想い満々。

とはいえ、早く両親をホッとさせることも目的のひとつ。
ガラ空きの九州道をかっ飛ばして、
あれよのうちに実家着。

シャワーを浴びてビールを煽ったのは、
まだ日も高い3時前だった。


懸案のパーキングについては、
父の構想がすべて実行不可能だったため
敢えなく門扉の外に置くハメに。
うちのまえが緩いスロープになっていることでも
自由度を大きく制限された。


走行距離272km





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Last updated  2008.09.20 19:14:52
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