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ナランハの日記 [全237件]

2008年4月27日楽天プロフィール Add to Google XML

鎌倉  (2)

ばあちゃんのファンはその後何も言ってこなかったので、
ナランハが勝手に日帰り旅行を企画した。
だって、どこかに場所だけ確保して話をするのもぴんと来ない。
何せ初対面なんだし、何を話せばいいのか分からないし、
話をする前にいい雰囲気作りたいし、
うまくいかなかったときに逃げ場を作っておきたかったし。

そんなこんなでいざ鎌倉へお花見に行くことに決まった。
いや、勝手に決めた。

ところが、夫の伯母が突然亡くなり、鎌倉行きは中止になった。
いや、勝手に中止した。

要するに、ナランハがひとりで勝手に動き回って
結局何もしなかったので、ちょっとばかり疲れ、
もやもやした気持ちばかりが残った。

そこで、もやもや解消のために
鎌倉旅行は家族で行くことにした。
本当は木更津の方へ貝を掘りに行く予定だったのだが、
干潮になる時刻がちょっと遅かったのと、
貝を食べる蜘蛛が発生したというニュースを聞いて気味が悪かったので
鎌倉に乗り換えたのだ。

ゆうきがお寺に興味がないというので、
まず大仏を見に行った。
裏手の庭にリスがいて、
ゆうきはリスの撮影に夢中になった。
帰りにふらふら歩いていると、
街の中にも屋根の上やら電線の上やらリスが走り回っていて、
ゆうきは大喜びだった。

江ノ島の方へ生しらすを食べに行った。
魚屋に大きなネコがいて、
ゆうきはそれも写真に撮った。

橋のところにカラスとトンビが飛び回っていて、
観光客のお弁当をさらいにきていた。
ゆうきはこれも写真に撮ろうと悪戦苦闘していたが、
相手の動きがあまりに速すぎて、
遠くにいる豆粒のように小さいトンビしか捉えることができなかった。

帰りに小町通りの石ころを売る店で、
虎目石の曲玉を買ってやった。
革ひもでクビにぶら下げてニコニコしている。



最終更新日時 2008年4月27日 16時37分51秒
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2008年2月21日

暗記

「ナランハ、あんた理系じゃないでしょ?」
「えっ?理系だよ」
ナランハの職場は臨床検査の検査室なので、
いつも理系の女たちに囲まれている。
で、自分もそうだと思ってたし、
理系じゃないなんて考えたこともなかった。
まわりから指摘されるまでは。
あんただけは理系とは思えないって言われて、
理系ですと答えてみたものの、
よく思い起こしてみると根っからの理系じゃないような気もする。
小さい頃は本を読むのが大好きだったし、
高校生の時に好きだった科目は
世界史と倫理社会と現代国語の3つだったわけで・・・
(これって全部文系科目じゃん?)
ただし、好きだからと言って点が取れるとは限らない。
世界史なんて面白がってるだけじゃテストの点が取れない。
覚えなければお話にならない。

覚えるのって
お勉強しなくちゃならないし、
退屈だし、
本を見れば分かることをわざわざ覚えるという
意義が理解できなかったし、
納得できないから・・・
わざわざ覚える作業をしなかった。
そういう理由で、
覚えることの少ない理系科目の方が点が取りやすかったし、
いい点が取れるので理系だと思っていたのだった。

ところで、
なぜ覚えなければならないのかをいろんな人に問うたが、
誰も答えてくれなかった。
入試に受からないと言うこと以外に理由がないのなら、
ナランハは覚えないことにしようと思った。
自分を磨くということとは無縁に思えたからだ。
覚えることよりも考えることの方が
ずっと大事だと思ったからだ。
何年にどこの国が戦争したのかを覚えるより、
戦争は何故起きるのか、
どうすれば世界が平和になるのか考察することの方が
ナランハにとっては重要なことだったのだ。

でも、
覚えることも重要だと気が付いたのは、
大学を卒業して5年も経ってからのことだった。

巷にはクラシック音楽がたくさん流れている。
ナランハはもともと歌が好きなので、
それらのメロディーをたぶん普通の人よりも
たくさん記憶しているだろうと思っているのだが、
誰が作った何という題名の曲なのか知らない。
もちろんその曲が作られた時代背景なんかも全然興味がなかった。
曲を聴いて楽しめればそれで良いわけだし、
レコードを買ってまで聴きたいとは思っていなかったから。
だって、いつだってメロディーはいろんなところから聞こえてくるから。

そんなナランハにこんな事を言った人がある。
「その曲について友達と話をするときに曲名が分からないと、
話もできないじゃない?」
なんか、目から鱗だった。
具体的な名前や事象じゃないと、
他の人たちと話題を共有できないことがあると
今更のように思ったのだった。
覚えることは無意味じゃない。
ひょっとするととても大事なことなのかも知れない。
覚えたことを土台にして、さらに考えを発展させることもできるし。

何故覚えなければならないのか、
誰も教えてくれなかったから、
ナランハは遠回りしてしまったけど
ゆうきに聞かれたらこの話をしてやろうと
ナランハは手ぐすね引いて待っている。
幸か不幸か、ゆうきは訊ねない。



最終更新日時 2008年2月22日 0時48分35秒
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2008年2月6日

石が好き 

ゆうきは石が好き。
最近、地球の鉱物という石のおまけ付きの雑誌を買い始めた。
今のところ石は3コ。
アメシスト、黄鉄鋼、ローズクオーツ。
大きくてきれい!!

こんな感じの石。


最終更新日時 2008年2月7日 0時12分59秒
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2008年2月4日

ばあちゃんのファン現る  (2)

・・・・・もう随分と昔のことになるけれど、
母の友達が公文の先生をしていて、母は手伝いに行った。
ところが、しばらくするとその友達は
ご主人の転勤のために引っ越すことになった。
母は急遽公文の先生を引き受けることになってしまった。
週休5日はいいけれど、
あんまり儲からない。
年収30万円ばかり。
ほとんど趣味の世界。
でも、本当のことをいうと、もう少しだけ利益があった。
いや、利益はやっぱりない。
利益が出ないようにいろんなことをした、と言う方が当たっている。
収支の管理をするためにパソコンを導入したり、
100点をたくさん取った子に景品を出したり、
推薦図書を購入したり、
アルバイトを雇って給料を払ったりした。
なぜ利益が出ないようなことをわざわざしたのかと言えば、
扶養家族を外されないためだった。
で、母がすごいのは、
中小企業共済に入って年金(?)を貯めたことだ。
自分の分ばかりでなく、アルバイトの人の分もしっかり貯めた。
どういう仕組みになっているのかナランハはよく知らないのだが、
共済に収めるお金は経費として計上でき、
公文の先生を辞めるときには年金(?)として戻ってくる。
結局10年公文の先生をして
数百万のまとまったお金を手に入れた。
サラリーマンを10年やって手に入れる退職金に引けを取らない大きな金額だ。
(まあ、10年間利益が無かった分が帰ってきたというだけなのだけど)
母は今では年金生活者になった。父の遺族年金で暮らしている。
で、生活の方はそれだけでなんとかなるので、
公文で稼いだ分はおこづかいとして自由に使える・・・・

てな話を会社の友達にしたところ、
その友達が友達の友達に尾ひれを付けて話してしまったらしく、
「ぜひ、ナランハのお母様とお友達になりたいわあ」
「ゆとりを持った老後を送るにはどうすればいいか教示願いたい」
などと言い出したらしい。
すっかりファンになってしまったのだという。
「つきましては、お茶会でもいかがですか?」

ナランハは悩んだ。なんて言おう??
だって、ばあちゃんはただのラッキーなばあちゃんなのだ。
経済評論家でも何でもないのだ。
友達の友達にはナランハでさえ面識がないのだから、
会わせなきゃならない義理はないけど、
こうなったのはナランハがおしゃべりなせいなんだし・・・

悩んでいても仕方がないのでそのまんま話してしまった。
ばあちゃんは険しい顔をして聞いていたけど
「もう少し時候が良くなったらね。
それと、日程は早めに知らせるように。
美容院に行って髪の毛染めなきゃなんないから。」
と、まんざらでもなさそうだった。



最終更新日時 2008年2月5日 0時26分55秒
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2008年1月21日

ショック

スウィニー・トッドを観てきました。
ショックでした。
ジョニー・デップが
見ている人を喜ばせたいというような事を言っていた記憶がありますが、
この映画を喜んで観られる人が一体どの位いるのか疑問です。
罪もない人を次々と殺してミートパイにして食べさせてしまうお話です。

おもしろがれる場面がありません。
死体処理をやっていたパイの店の女主人は
最後にパイ焼き竈に放り込まれて焼け死にます。
トッドは自分の最愛の妻を、間違って自分の手で殺してしまい、
勝手に自分で殺したくせにパイの店の女主人のせいにしてしまうんです。
ヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女を思いました。
悪いやつは火にくべる。
妻を殺すように仕向けた女を(実際はそんなことをした訳ではない)
かまどに押し込む・・・・

喉を裂かれて血をどばーっと流れ出る様や、
かまどに放り込まれて必死に逃げ出そうとする様を観て、
観客が喜ぶと思っているのでしょうか?
どうも、西洋人の感覚にはついていけません。

・・・アースを観てくれば良かったな・・・

西洋人の感覚と言えば、たとえば大草原の小さな家で
ローラがペットとして飼っていたぶたを
とうさんが殺してハムにしたときに
ローラはぶたの膀胱を空気で膨らませて風船にして遊んだり、
なかよしだったぶたのしっぽを火であぶって食べたりしますが、
そのときもナランハは固まってしまったのでした。
こういう感覚は理解できない。
うまく説明できないけれど、
「死」というもののとらえ方が違うというか、
やっぱり肉食人種なんだなあと思わせる一面があるというか、
う~ん、日本人だって残酷なことはたくさんやるけど、
どうしても共感できない。何か違う。なんでだろう。



最終更新日時 2008年1月21日 23時24分56秒
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2008年1月20日

富士レビオの講演会に行ってきました  (2)
[ 学問 ]  

富士レビオの講演会に行って来ました。
今回のテーマは「睡眠と健康」

まずは、眠りに関する実験。
窓もなく時計もなく、時間の分かる一切のものを排除した部屋で、
好きなときに起き
好きなときに食べ
好きなときに寝る生活を続けたらどうなるかという実験。
結果は、たいてい規則正しい生活になるそうで、
人種には関係なく男は25時間周期、女は24時間周期になるという。

寝たり起きたりの周期が25時間になっても、ホルモンの分泌量の周期は24時間周期を守っているらしく、その時間のズレが大きくなると時差ボケの症状が現れるという。
女は体内時計が地球の自転周期と同じだから、たくましく生きていけるのだろう、と結論づけていた。

実は、ナランハはこの実験についてずうっと前にも聞いたことがあって、
その時は、25時間周期になる。その昔、地球の自転が25時間だったことがあるのかもしれない、なんて結論づけていた。
このころ(20~30年前)は女の人を実験に使わなかったのかも知れないなあと思った。

この実験には続きがあって、明るい光を当てたらどうなるかというもので、
結果は、明るい光を当てた時間を朝と感じ、体内時計はリセットされるというものだった。
この実験はナランハはおおいに不満だ。なぜって、25時間周期の人に24時間毎の光照射によって24時間周期になることを試しただけで終わっているからである。23時間周期とか、20時間周期とか27時間周期とかありえないかもしれないけど10時間周期とか、いろんな周期で試してみて眠りの周期がそれに附いてきたら腑に落ちるんだけど。
それと、24時間周期になる人の中に、時々48時間周期が混じる人がいるらしい。
48時間の日はご飯の間隔が間延びするそうで、長い1日のはずなのだが本人は全然気が付かないらしい。お腹も空くだろうになんで気が付かないのかわからない。だっていくらなんでも1日48時間だよ。睡眠時間は変わらないと言うから、長くなるのは昼の時間だけ。
そう、昼の長さは16時間から40時間に増えてるってこと。実に2.5倍。
なんで気が付かないのかなあ???

次の実験。
眠たくて眠たくてしかたがない犬の髄液を眠くない犬に注入すると、
眠くないはずの犬がたちどころに眠ってしまうという実験。
この、眠たくて眠たくてしかたがない犬の作り方が強烈だった。
まず、朝しっかりお散歩する。
散歩から帰るとお食事する。
犬を繋いでいるヒモの端を、
ふつうより高い位置に結びつける。
犬が眠くなって寝ようとしても、
首つりになってしまうので我慢せざるをえない。
眠れない夜を過ごし、
眠いなあと思っているうちに朝が来る。
しっかりお散歩をする・・・・・
まあ、3日も続ければ眠たくて眠たくて仕方のない犬ができあがるという寸法である。
この犬は首輪を外して自由にしてやっても逃げることなくその場で眠り込んでしまう。
なんてかわいそうな実験!

で、結果、髄液の中に睡眠物質があるに違いない、ということになる。
この眠い犬の実験は明治時代の実験だが、
昭和の終わり頃にはこの睡眠物質の正体が突きとめられ、
最近ではどんな風にして眠くなるのかということまでわかってきたらしい。

じゃあ、この睡眠物質を合成できれば睡眠薬として売れるじゃない!
と現金なナランハは考える。
でも、きっと学者だって同じ事考えてるよね。
もうすでに発売されてたりして。

まあ、売られてるかどうか分からなかったけど、
採算が合えばきっと売り出されると思うな。
副作用も少なそうだし、
眠りの質がいいらしい。
この睡眠物質で眠らされた犬は、
耳元で騒ぐと起きる。
あまたある睡眠薬ではそうはいかない。
ぐっすりねむって起きられないことが多いらしい。
それに、脳波を調べればなおはっきりしていて、
この睡眠物質で眠らされた犬は
自然な眠りと変わらない脳波を示すという。
睡眠薬で眠らされた犬は、普通の状態では現れない脳波が現れたりする。
これって怖くない?
見た目寝てるけど、実は寝てないってことじゃない?
不眠症は解消されたように見えるだけで、
解消されないってことじゃない??

で、本題の不眠症の話。
先生が鬱の話を突然始めたの。
なんで鬱?
話がずーっと進んでいってやっとなぞが解けました。
つまり、不眠症の人の8割は鬱病患者で、
鬱病患者の9割が不眠症なので、
鬱病と不眠症は切っても切れない間柄だったのです。
不眠症は睡眠不足とははっきり違い、
睡眠時間とはあまり関係がなく、
ほとんど心の病といってもいいくらいのものだったんです。
しかも、夜眠れないからと言って、そのことが昼間に影響しない場合は
不眠症とは言わない。
先生によると
目安は2週間。
それ以上不眠および昼間の体調不良が続くときは
鬱病になる前に精神科に行って診てもらうべきだと。
間違っても寝酒のブランデーでごまかしちゃだめよと。
不眠症を放っておくと鬱病になりやすいばかりでなく、
4年後血圧が上がり、
12年後糖尿病になる確率が高いらしい。
(ただしこれまた男の場合のみ、女には影響なし)

あとはムズムズ脚症候群と睡眠時無呼吸症候群の話。
こっちはあまり興味がないので省略します。

心地よい眠りを得るためにこころがけること
・ 眠れないときは無理して眠らない。
・ 朝起きたら日光を浴びる。
・ 昼間脳をよく使う。
・ 不安を抱えているときはそれを解消するよう努力する。



最終更新日時 2008年1月20日 15時43分28秒
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2007年11月19日

安松小音楽会
[ 音楽 ]  

小学校の音楽会に行って来た。
ゆうきはまたまたパーカッション。
今年はカホンとか言うスペインの打楽器。
箱という意味だそうで四角くてその上に座って演奏する。
ゆうきは今まで小太鼓、タムタム、トライアングルなど打楽器ばかり担当していた。
今年ぐらいメロディ楽器にすれば良かったのに、なんて思ってた。

音楽会に行って驚いた。
今年の4年生の曲はパーカッションだけの曲で、メロディなんて無かったのである。
しかも5拍子の風変わりな曲。
何人かは楽器を使っていたが、残りは手拍子だった。
今年から来た新しい音楽の先生は指揮もまともにする。
単調な曲を、うまく味付けしていた。
この曲もきっと彼が選曲したに違いないと思った。
ゆうきは、カホンを演奏したがっていた6人の中から選ばれたせいか、
得意げに演奏していた。
このまま音楽が好きになってくれるとうれしいんだけど



最終更新日時 2007年11月20日 0時27分15秒
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