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ナリポンは今時では珍しく、携帯電話を持っていない。
理由は簡単、1年の、98%はベッドで過ごすから、枕元の固定電話で済むからである。 ただ、元気で現役の頃は、持っていた。 持ち始めたのは、95年か96年だから、比較的早い段階で所有した方だろう。 当時は、バイブレーター機能もなかったから、着信音を轟かせるか、携帯そのものを オフにするかの選択しかなかった。 性能も良くなく、通話の時の相手の声も、聞こえづらい事が多かったから、 勢い‘大声’で話す事が多かった。 これは、相手の声が聞こえにくいと大声になる‘耳が遠くなった老人’と同じ現象だろう。 他人が‘大声’で話すと気になるのに、自分が‘大声’になっているのを他人に注意されると、 チョッとした逆切れ状態になったりもする。 そもそも、携帯の普及率も低い頃だから、持っていない人間からみれば あたり構わず着信音が鳴り、大声で話す姿は、文字通り‘傍若無人’にうつった筈だ。 その後、携帯の普及率は劇的に高まり、年齢によっては、持ってないだけで‘変人’扱い されそうな世の中になっている。 そういう、世の中になっているのに、相変わらず、携帯電話の利用を迷惑行為と考えたり、 不快だと感じたりする人は多いようだ。 運転中の利用は、法的にも規制されているし、病院や飛行機等の誤作動が懸念される場所、 或いは本来静寂な環境であるべき場所での利用を避けるのは、当然なことだと言える。 ただ、人が、普通に会話をしている場所はどうなのだろうか。 例えば、飲食店とか・・・ (社)日本民営鉄道協会が実施している‘駅と電車内の迷惑行為ランキング’では、 最新では2位になったものの、それまでは‘携帯電話の使用’がずっと1位だった。 う~む、それで‘喫煙所以外での喫煙’が9位かよ。 例えば、電車の中で、女子高生が二人(A子とB子)で会話をしていたとしよう。 一方で、同じような声の大きさで、ひとりの女子高生(B子)が携帯で話をしていたとしよう。 声の大きさが同じだとすると、‘騒音’としての会話の量は、二人の場合の方が 多いに決まっている。
あ~た、こんな会話の半分だけ聞かされたら、人間は怒りますよ。 A子が、何を言っているのか分からないから、どっかで絶対苛立ってしまうと思うけど・・・。 (←確かに、そんなのおまえだけだよ、とは言えないな)
ほら~、こっちだと、聞いてても、両サイドの情報が入るから、話の全貌が見えて なんか落ち着くでしょ。 あ~た、ナリポンだったら、話が面白かったら、1駅や2駅乗り越しちゃいますから。 (←流石に、それはおまえだけ、と言える) でも、この勝手な分析って、結構当っているような気がするけど・・・。 もし話し声が‘騒音’だから、迷惑だとしたら、リアルで会話される方が、 ずっと迷惑でしょ。 電話の場合、片一方の方しかないから‘騒音’としては半分なのに、不快に感じるのは ‘話がみえない’からじゃないかな。 ほら、人間って災害時とかでも、情報の欠如でパニックになる動物でしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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