|
テーマ:ニュース(99464)
カテゴリ:カテゴリ未分類
吉野家の牛丼は好きだ。
何となく食べる事もなければ、飲んだ後の〆で食う事もなかった。 常に思いっきり腹の減った時にしか食べないから、印象が良いのだ。 私には‘Hunger is the best source.’の典型だ。 ‘牛丼最後の日’の前日や‘1日だけ復活の日’には混雑を覚悟で食べに出掛けた。 専門家達の結論は不十分だったが、小泉ポチロー君が無理矢理輸入 解禁に踏み切った時にも、‘なんて弱い奴’だと思ったが、 吉牛が食えるのはチョッと嬉しかった。 私は、牛丼以外では、家でも外でも(偽装されていたら仕方ないが)国産和牛しか食べない。 牛タンも一度分厚い国産物の味を知ると(かなり高いけど)、 噛み切れない輸入物なんて嫌になる。 病気と加齢のせいで食べる量が激減しているから、コスト的にもなんとかなる。 ただ、牛丼に関して言えば、もはや吉野家の味が‘脳内’に沁み込んでしまっているのだ。 ‘どっちの料理ショー’でB級グルメのメニューに妙に高級な特選素材を使っても、 全然美味そうに感じないのと同じだ。 その米国産牛肉の輸入が再び禁止された。 除去が義務付けられている特定危険部位が、 輸入肉全体の0.5%を対象にした抜き打ち検査で発見されたのである。 麻生と同じで‘直球系’の中川は激怒し即刻、輸入の全面禁止を決断し小泉に伝えた。 それに対するアメリカの反応が頂けない。 表向きは、遺憾の意を表明しているが、色々な所で‘本音’が見え隠れする。 ‘ったく、日本の奴等は潔癖すぎるんだよ、 俺たちのスタンダードに従えばいいんだよ’ 輸入解禁のルールを破っておきながら‘心配するな、安全だ’と開き直る。 安全かどうかを論じているのはなく、決められたルールを守っていないことが問題なのだが。 契約社会、訴訟社会のくせに自分達のミスには開き直りだ。 実際、今回の検査官は背骨を除去しなきゃいけないことを知らなかった。 加工業者ではなく、検査官が知らないって・・・(-_-;) こんな恥ずかしい事をよく公表できるなぁと思ったが、逆に言えば、 この検査官ひとりの属人的な問題に摩り替えようとしているとも言えるのだ。 今に始まったことではないが、アメリカは自分達のスタンダードは常に正しくて、 それを他者にも従わせようとする。 この調子だと、生後20ヶ月以上の肉を送りつけて(21ヶ月とか見分けがつくのかね?) ‘心配するな、安全だ、俺たちはみんな食っている’ とやられそうだ。 ニヤニヤ・ブッシュは有数の牛肉生産地カンザス州で演説の最中に、 ‘日本をはじめとするアジアの連中は、 こんなにうまいカンザスの肉を食えなくてさみしくないのかね’ と、抜かしおった。 おい、てめえ、日本に来た時に‘コーベ・ビーフ、ワールドチャンピオン’って 言ってたじゃないかよ(ホントカ)・・・(-_-;) まあ、これはドサ周りの演歌歌手のヨイショみたいなもんだろうが。 話にならないのは、来日中のJ・B・ペン米農務次官の発言だ。 ‘BSE(牛海綿状脳症)のリスクは自動車事故よりはるかに低い。 日本の消費者が適切な判断をすると信じている’ はぁ?自動車事故? こいつ大丈夫? アメリカでも交通事故で年間4万人以上死んでる訳だが・・・。 交通事故のリスクなんて事故のリスクでいったらほとんどトップじゃねぇーの。 野球選手に‘君、清原に較べたら足は速いよね’って言ってるようなもんだぞ(チョットチガウ) 大体、こんな糞レトリックで日本人が騙せると思っているのか。 それほど、日本の消費者は馬鹿だと思っているのだろうか。 ‘毎日飛行機で1往復しても、飛行機事故に遭うのは1400年に1度です。 BSEのリスクはそれと同程度のものと思われます。’ とでも言われれば、少しは説得力もあるだろうが・・・(^_^.) アメリカに‘心配するな、この戦争には大義がある’と言われ、ホイホイの小泉ポチロー。 その後‘Um、大義だと思ったが間違いだったかも’と裏切られたのに、 ‘あの時点では正しかった’と強弁した。 輸入解禁を拙速と批難された中での今回の‘偽装’問題。 ポチローはどんな‘迷屁理屈’をつけて、再解禁にこぎつけるつもりだろうか。 小泉政権の売りは・・・ ‘上手い’‘易い’‘やばい’?・・・(―_―)!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|