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なりぽん@厭離庵

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人間辛抱@ Re:なりぽんから喪中欠礼(11/20) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…

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2006.03.17
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カテゴリ:カテゴリ未分類
なんという‘僥倖’だろう。

WBCでアメリカがメキシコに2-1で敗れ、失点率の関係で日本が準決勝に進むことができる。

しかし、この流れには‘野球の神様’‘正義感’が働いているような気がしてならない。

今日の試合の最大のポイントはこのプレイにあった。

3回裏、メキシコの先頭打者のバレンズエラが3球目をライト方向に流し打つ。
ボールはライトのポールを目指して、ぐんぐん伸びていく。

J-Sportsの日本人デスクは
‘どうだ、いった~~、当たった~これはホームランです。’

現地ESPNの実況も
‘Hit the foul pole, home run.’

明らかに黄色のポールを直撃して、大きく弾んでフィールドに戻ってきた。

ところが、先の日米戦で世紀の大誤審を犯したボブ・デービッドソン1塁塁審が
下したコールはダブルだ。

流石に自信がなかったのか他のアンパイヤーを集めて協議した。

ESPNは‘これだけクリアーだからホームランにリヴァースされるだろう’
と解説していたが、なんと判定はそのままだ。

‘なんじゃ、こりゃ!ボブと不愉快なイエスマン達かよ・・・(ー_ー)!!’

ESPNは‘horrible’という言葉を使ってこの糞審判ボブを批判、
日本戦での誤審を含め呆れた様子だ。

カメラはしきりにアップでこのボブを映し出す。

今回の誤審は、前回の誤審を上回る大誤審だ。

‘世紀(100年)の大誤審を5日間で2回やるというのはある意味スゴイ’

前回の誤審のときは、思いっきりガッツポーズをして大顰蹙を買ったマルチネス監督も、
今回はおとなしい。

それを言うなら、打たれたクレメンスもこの誤審に戸惑っているように見えた。
いや、他の選手たちもそうだったのかも知れない。

ポールに当たったらホームランというのは少年野球レヴェルの‘イロハ’だ。

いくら自チームに有利な判定とはいえ、野球人としては白けてしまうだろう。

メキシコのエース、ロアイザがベンチでボールにポールのペイントがついていることを示し
主張を続けるが、あの日本戦の誤審の時のヘタレ塁審、ブライアン・ナイト(今日は球審)
に注意されるだけだった。

しかし、この誤審によって球場の雰囲気が一変する。

勝っても2次リーグ突破の可能性はほとんどないメキシコチーム、
前日には一部の選手がいくら近いとは言えディズニー・ランドに行っていたというから、
モチベーションはやはり低かったに違いない。

ところが、この誤審でメキシコの選手の気持ちがメラメラと燃え始めた。

観客も誤審には激しくブーイング、USA,USAのコールもある一方で、
メキシコ応援モードになった

一方‘must win’のアメリカは、モチベーションは高いものの逆にプレッシャーになっている。

そこで出た‘明らかな誤審’でさらに硬くなった。

或いは、前回の日本戦の後に感じた‘後味の悪い判定’の後遺症に似た感情に
襲われたのかも知れない。

メキシコはノーアウト2塁で再開したが、2者凡退した。
あのまま、零点で終わっていたらボブの狙い通りだっただろうが、
そこはTBの打点男、カントゥがセンター前に先制のタイムリーを放つ。

アメリカも直ぐに犠飛で同点に追いつくが、メキシコが5回に再びカントゥの内野ゴロで1点リード。

アメリカがしてはならない2失点をする。
あとはメキシコが勝てば日本にベスト4が転がり込む。

そのままメキシコの勝利を願うが、
そんなに上手くいく訳はないと思うから回が進むにつれて穏やかではなくなる。

‘ここまで気を持たせておいて、俺はいつ不幸になるのだろうか・・・(-_-;)’

ナリポン得意のマイナス思考が台頭する。

ただそれは、アメリカチームも一緒で打者は次第に固まってくるから、全然打てない。

8回も見事に三者凡退に抑え、さあ、いよいよあと1イニング。
アメリカは3番からの好打順だ。
1アウト後、2連続フォアボールで、1アウト1,2塁。

しかもピッチャーが突然故障を訴えて、急遽交代。

‘なんか、すげぇーいやな予感・・・(-_-;)’

ところが、ウェルズが初球を打ってショートゴロ併殺打。

さすがのデービッドソンでもセーフとはコールできないタイミングだ。
それでもいかにも嫌そうに、これ以上ない小さなポーズでアウトを宣する。

デービッドソンは自ら‘加担’した‘アメリカ支援’だが、奇しくも、或いは‘当然の報い’として、
‘アメリカの死’を宣告する役回りになった。

アメリカにとっては前回の誤審は利用したかっただろうが、
今日の誤審は‘余計なお世話’だった。

カーリング人気は、武田薫の糞コラムのお陰で逆にさらに盛り上がった感じが個人的にはある。

同様に、WBCも個人的にはこの糞審判デービッドソンのお陰で、
予想以上に盛り上がってしまった。

アメリカのマスコミも‘予期せぬ訃報’でさぞかし大騒ぎかと思いきや、
そもそも認知度が低いから騒ぎにもなっていない(笑)。
相変わらず主役はカレッジ・バスケットボールだ。

日本の準決勝の相手は韓国だ。
ここで日本がひょいと勝てば、2連敗を消す以上のなんとも‘美味しい1勝’になる。
敵は兵役免除のモチベーションもなくなったし、‘一度死んだ日本’は期待できる。

但し、思わぬ‘難敵’がいた。
準決勝(19日昼12時)の中継はなんと昨日の日韓戦を伝えたTBSだ。

TBSのトップページによれば、実況はあの‘世界の松下’になっている。
そこで、TBSに電凸してみたが、やはり昨日の放送には相当の批判があったらしく、
女性が‘その件でしたら・・・’と言いながら‘担当の男性’に回してくれた。

ポーズかも知れないが、問題意識はかなり持っている様子だった。
‘こういう視聴者の声も参考にして変更もありうる、可能性は五分五分’
とのことだったが、何しろ現地へこれから派遣する困難もあるので、
そのままかも知れないとのこと。

個人的にはNHKから竹林宏氏をレンタルとかがいいなぁ~(←アフォカ)





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Last updated  2006.03.17 21:37:59
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