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テーマ:プロ野球全般。(13400)
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日本が韓国に快勝して、蓄積していたストレスも一挙に解消した。
今日の試合も途中まではストレスが一段と溜まる展開だった。 打線をいじって、イチローを3番に据えたのはいいが、再三のチャンスにも得点できない。 投げるほうでは先発の上原が素晴らしい。 最近のシーズン中の上原を知っている巨人ファンが怒りそうなくらい、本当に頼もしい。 両チーム無得点のまま迎えた7回表の日本の攻撃。 先頭の松中の打球は快音を残しライト線へ飛んだ。 イチローならスタンディング・トリプルになりそうだったが、 松中は懸命なヘッドスライディングで2塁ベースへ・・・そこにはあのボブがいたがセーフ。 ここで、韓国はピッチャーをキムに交代する。 韓国人選手の場合、顔と名前が全員一致するほど詳しくないが、 このキムは実に鮮明に覚えている。 投球フォームが特徴的なこともあるが、彼は2001年のワールド・シリーズで、 実にドラマチックな役を演じたからだ。 彼が所属していたダイヤモンドバックスvsヤンキースのシリーズだったが、 クローザーだったキムは第4戦、第5戦の2試合連続で9回2アウトまでいってセーブを失敗する。 レギュラーシーズンの活躍を知らなかったら、 なんでこんな奴がクローザーやっているのか不思議に思ったものだ。 だから、私のイメージの中でのキムは組みやすいピッチャーなのだ。 しかし、多村は慣れないバントを出来ずに三振に倒れた。 ‘なんだよ、またストレスが溜まる展開だよ・・・(―_―)!!’ そこで、王監督が動いた。 打撃不振でスタメンを外れていた福留を代打として登場させた。 福留はこの大会の戦犯のひとりにされていたし、 彼を使い続けていた王監督の采配を疑問視する向きも多かった。 その福留が見事に仕留めた。 打った瞬間に‘いった~~’とわかる先制の2ランHRだ。 おまけに中日の地元、TOYOTAの看板がずらりと並ぶフェンスが大写しになるコースを 狙う気遣いだ(笑)。 この一発で‘動脈硬化’状態にあった日本は、一挙に‘血液サラサラ’状態になる。 一方、プロフィールに高慢でキレやすい性格と書かれているキムの乱調は続き1点追加。 その後も2点加えて5点のリードを奪う。 すべての負け試合は8回に悲劇が起こっているが、流石にこの点差ならば大丈夫だろう。 8回多村のソロHRで加点した後、雨で一時水を差されたが、 韓国にはもうガッツが残っていなかった。 6戦全勝、直接対決でも2連勝している韓国、3勝3敗、直接対決2連敗の日本。 それでも、今日勝った方が決勝へ進めるというチャンスは平等だ。 今日負けたら‘大損感覚’の韓国、今日勝ったら‘大儲け感覚’の日本とでは、 同じ‘must win’でも精神的には全然違う。 昨日書いた‘3点セット’だが、野球そのものの内容がいいと余り目立たない。 デービッドソンは不発。 その前のゲームで、ストライクゾーンを弄るぐらいしか出来ない内に、 キューバが勝ってしまい、その後のアジア対決なんてモチベーション・ゼロって感じだ。 松下賢次は、やはり前回の騒動で相当‘お咎め’があったのだろう。 試合前のサンデージャポンで爆笑問題の田中に‘テンションが落ちて元気ないですね’ と突っ込まれていたし、試合直前は‘宿敵韓国’を連呼して‘反日’ではないことを 証明したがっていた。 いざ試合が始まると、相変わらず状況がわかってない実況はあったが、比較的おとなしかった。 日韓遺恨だが、韓国のファンは気が治まらないだろう。 突然大会の制度が悪いとか言い始めそうだ。 制度と言えば王監督はパリーグのプレイオフ制度では2年連続で辛酸を舐めたが、 その分WBCでは救われたとも言えるね・・・(^o^)/ 日本の決勝の相手はキューバだ。 個人的にはドミニカだと思っていたし、実際に、松坂とドミニカ打線の対決を観たかった。 ただ一番落胆しているのはMLB関係者かも知れない。 当初描いていた絵はアメリカvsドミニカ(ベネズエラ)で、 その為に露骨に組み合わせも仕込んだ。 その組み合わせになれば、世界一を決める試合に参加する選手は 全員メジャーリーガーということになる。 ところが現実は、日本vsキューバだ。 キューバは勿論全員アマだし、日本にもメジャーリーガーはイチローと大塚しかいない。 そう言えば、今日の勝利を呼んだジンクスのひとつに松井秀喜のホームランがある。 あのメキシコがアメリカを下した日も、松井がオープン戦第1号を打った日だ。 今日も、第2号3ランを打っている。 松井がHRを打つと何か日本にとって良いことが起きる?(タンナルグウゼン) 私も微力ながら、超古典的な方法で日本の勝利に貢献した。 今日の昼は、ヒーターをオンにしてキムチをたっぷり入れた冷麺(ぴょんぴょん舎)を食らった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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