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なりぽん@厭離庵

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人間辛抱@ Re:なりぽんから喪中欠礼(11/20) 初めまして、 ネットサーフィンから来まし…

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2007.03.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ヤンキースの井川がオープン戦で初登板した。

NHKは松坂偏重の姿勢を鮮明にしていて、デビュー戦の学生相手のゲームを
ライヴ中継したのに続き、2度目の登板も深夜に地上波も含めて生中継する。

一方、井川のデビュー戦はNHKは放送しなかったが、
ヤンキース対タイガースという好カードでESPNが全米中継した。

MLBファンなら知っての通り、全米放送されるゲームは極めて限定的である。

ましてや、まだオープン戦の序盤、あの万能MLB.TVですら1日3ゲームぐらいしか放送していない。
その中での全米放送は極めて稀有だ。

去年のプレイオフで早々にヤンキースの夢を砕き、ア・リーグチャンピオンになったDET、
シェフが移籍したこともあって話題性は高い。

そこで先発した井川は松坂より先に全米デビューを果たしたが、
内容的には本人も周りも決して満足できるものではなかったと思う。

いきなり先頭のパッジにレフト前に打たれるのはともかく、続くバッターも歩かせる。
ポサダがマウンドへ行き、ギドリーも慌てて走る。
打者2人では珍しい光景である。
3番シェフの大ファウルにビビッタのか再びポサダが後逸するボールで四球、無死満塁となる。

‘無死満塁は無得点の法則’の発動を期待したが、三振で1アウトにした後に押し出しで失点。
その後のピンチは連続三振でしのいだが・・・。

この回、被安打1、四球3、アウトはすべて三振、野手は関係無し。

絵に描いたような一人相撲だな、決まり手は押し出しで井川の負けか・・・(-_-;)

2回の表、先頭打者にセンター前に弾き返された時点で40球になりお役御免。
ストライク、ボールが20球イーチというのは酷い。

一人相撲を演じた井川だが、解説や向こうの記者も指摘していたように、
実は‘行司’に恵まれなかった‘不運’もある。

‘行司’とは球審のLarry Youngだ。

ストライク、ボールの判定がかなり‘ダウト’で、1イニングを終えるのに
井川は‘5個の三振’が必要だったと揶揄する人もいた。

この時期は審判もまだ感覚が掴めていないらしいが、試合前ストライクゾーンの確認をしたいと
言っていた井川とふたりで‘無感覚勝負’をしたことになる。

2回に降板した時に残したランナーが得点したので、自責点は2、1回0/3だからERAは18だ。

この計算は背番号(29)を地で行ってるよな、2*9=18・・・(>_<)

その直後、松井がやってくれる。
先頭のエー・ロッドがヒットで出ると、松井がライナーで飛び込む同点2ランHR・・・ヽ(^o^)丿

井川の2失点を消す松井の2打点、日本人の‘得失’はチャラになった・・・(^_^.)

YESの実況は今日はケン・シングルトンとフラハティだったので‘セイヤ!’は無しだったが、
多分‘Forget it about!’と言ったように聞こえた。

前回も書いたが、今日も松井の打球音はアウトになった場合でも素晴らしい。
センターへの打球は2塁ランナーのジオンビがホームを目指して一目散の当たりだった。
結果的には好捕されて、イージー・ダブルプレイだったが・・・(>_<)

試合は1点ビハインドのまま、終盤へ入る。
負け知らずの4連勝中のヤンキースだが流石に9回2アウトランナー無しで、ここまでかと思いきや、
ヒットの後なんとハワイアンのサルディナが、松井のHRと同じような軌跡のサヨナラ2ランを放って
奇跡の逆転勝ち。

まあこの時期の勝敗は関係ないとは言え、この‘unbeaten体質’は素晴らしい。

ただもつれて競り勝った3勝の立役者はすべてマイナーの選手だから、シーズンには繋がらない。

井川本人は全く気にしてないだろうが、連勝が彼の先発の時に途切れるよりは良かったかも・・・。

以上が、まあ普通の観戦記だが、この後がナリポン的には本日の‘主題’だ。

これはもうある意味‘犯罪’と言ってもいいだろう。

あっちでもこっちでも、テレビでも活字でも‘ほろ苦デビュー’が氾濫している。

過去何十年この表現を使い、今後何百年この陳腐な表現を使い続けるつもりだろうか。
常套句と言えば聞こえはいいが、言葉で表現するプロ達が、そのクリエイテヴィティを
放棄しているだけのように思える。

デビューが上手くいかなかった時に‘ほろ苦’を使うことによって、
幾らかでもショックを和らげる効果はあるだろうが、失敗の程度に拘らず
なんでも‘ほろ苦’で曖昧にしている節もある。

要するに何も考えずに機械的に使っているだけかも・・・(-_-;)

マスコミ人は‘言葉を生む機械’じゃないのかよ・・・<`ヘ´>

実は今日のタイトルを‘井川、アンゴスチュラ・ビターズなデビュー’にしようかとも思った。
アンゴスチュラ・ビターズを使っても特に意味は無く相手には何も伝わらないのは承知しているが、
音としてインパクトがあるし、とにかく‘ほろ苦’を排除するのが目的。

だが、かみさんに話したら‘何、それ’と一蹴された。

確かにここまで‘偏執的’或いは‘変質的’なのも私だけかもしれない。

その証拠として今日も恐らく数多くのブロガーが‘ほろ苦デビュー’と書いてるに違いない・・・(^_^.)






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Last updated  2007.03.06 19:12:27
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