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テーマ:お金のハナシ(2262)
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私がブログを始めたのは2005年、あの頃は何かあればいわゆる‘電凸’をして、
それをネタにして書いていたものだ。 最近はその手の記事は一切書かなくなっていたが、かと言って何も行動していない訳ではない。 ネタ目的に行動はしないが、何かあればいつでも‘ナリポン流’に行動はしている。 10月末に開業したイオン銀行について金融庁のHPを通じて下記の意見を送った。 ********************************************************************** 先日イオン銀行が開業しました。 私も申し込み開始日にネットを通じて口座開設の申し込みを行いましたが、 2週間以上経った今も口座の開設は完了しておりません。 それ自体は他のネット系の銀行と比較しても大きな問題にはなりません。 問題は同行が実施している開業に伴うキャンペーン定期の販売方法です。 ホームページにも明記されているように同行はいわゆる有人店舗でも窓口での 現金の取り扱いは行わないとしています。 ところが実態的には窓口に直接現金を持参した顧客には、口座開設の手続きが完了 していないにも関わらず、キャンペーン定期の作成に応じているらしいとの情報がありました。 カスタマーセンターに確認したところ、そんなはずはないとの回答でしたが、 さらに上席に事実確認を要求したところ翌日になってその事実を認めました。 (担当者:○×△□、所属:お客様サービス係、電話:0120-13-1089) 現金の取り扱い禁止は原則であって現場の判断に委ねている、との事でした。 このキャンペーン定期には明示されていない募集額が設定されており予告なしに 打ち切りになることがあるとされています。 この条件自体は一般的であり特に問題はありません。 問題は所定の手続きに従って口座開設をしようとしている人間が、 実際にキャッシュカードを手にして定期預金の作成に行った時には募集が 打ち切られている可能性があることです。 窓口で例外的(常態化している可能性もあり)な取扱いで定期を作成した人間の分が 本来の募集額を圧迫しているのは間違いありません。 本日(11月5日)に品川支店の窓口に現金を持ち込んで定期を作成した人が キャンペーン枠は残り少ないと行員に言われたとの真偽不明の情報もありました。 何れにせよ現金持参の客の定期作成に応じているのは銀行も認めている事実です。 この不公平感はいかがなものでしょうか。 平たく言えば、ルールに従って整理券を手にして行列を作らせている一方で、 整理券すら持っていない人々の割り込みを容認しているという感覚です。 金融庁として法的に何かの問題があると認定するのは難しいかもしれませんが、 顧客の観点からは金融機関のサーヴィスあるいは信頼性という面で甚だ遺憾なことだと思います。 当該金融機関に適切な指導あるいは助言をして頂ければと思い筆をとりました。 ********************************************************************** 意見を送ったのは昨日だが、今日早速金融庁から電話があった。 取り次いだ妻の声は‘あんた何をやらかしたの?’と言った感じだったが・・・。 担当者は先ず私の意見の主旨の再確認をしたがったが、最後は彼自身が ‘要するに正直者が馬鹿をみているということですな’という纏め方をした。 私は思わず英語で‘exactly’と言いそうになったが(ウソ)、無難に‘仰るとおりです’と言った。 その後も15分程度話は続いた。 銀行としてあるまじき行為だとは思うが、文中にもあるように具体的にイオン銀行に対して、 金融庁がどのようなアクションを取るのかは知る由も無い。 一個人の情報・意見に対して極めてクイックな対応をしてくれた金融庁には素直に敬意を払うが、 今後どのようなことをするのか、或いはしたのかについてのフィードバックは無いと言われた。 放置はしないで‘必ず牽制球は投げてください’とお願いした。 こういう不公平な実態があるという事実を金融庁が把握していることを、 イオン銀行に知らしめることが重要だ。 そして何よりも重要なのは‘正直者が馬鹿をみている事実’を知らない‘正直者’だ。 そういう人、或いは広くイオンの顧客予備軍に知らしめる意図もあって今日の記事となった。 そんな銀行に口座を持ちたくないという考え方もあるだろうが、 キャンペーン定期の金利だけでいえば魅力的なことは事実だ。 有人店舗限定で3ヶ月2%、6ヶ月1.5% ネットでも作成可能な1年1.1% 興味のある人はイオン銀行のサイトへどうぞ。 あれ、結果的に宣伝しちゃったか・・・(>_<) 中にはこの記事を読んで有人店舗へ直接現金を持参する人が出るかもしれない。 そうなると益々‘正直者が馬鹿をみる’ことを助長するが、それは私の責任ではない。 飽くまでもイオン銀行の曖昧さが招いているだけで責任は彼らにある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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