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テーマ:お金のハナシ(2262)
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日本振興銀行の定期預金が極めて高金利だ。
3月末までのキャンペーンだが、 1年1.3%、3年1.5%、5年1.7%、10年2.1% 目を引くのはビッグ・フィギュアが‘2’の10年ものだ。 10年の定期預金を作るにあたっては様々な不確定要素がある。 だから多くの人は高金利であることを承知しながらなかなか踏み切れない。 先ずは金利の見通しだ。 確かに現時点では2%台というのは魅力的だが、10年という期間で考えた時 果たしてそれが吉と出るかどうかという問題だ。 1年ごとに運用した方が最終的には平均でもっと有利になるかもしれない。 恐らく日銀の福井総裁は自分が退任する3月には金利を‘常識的な水準’に戻して ‘花道’を飾る腹積もりだったろう。 2006年の夏にゼロ金利に決別した時点で、最低でも無担翌日物を1%レヴェルに したかったに違いない。 それが昨年来のサブプライムローン問題の深刻化に伴い実現不可能となった。 次の利上げが遠のいただけではなく、場合によっては次の一手は 利下げになる可能性さえ出てきた。 ところで、どっかのキレやすい知事ではないがエコノミストの‘机上の空論’ほど 当てにならないものは無い。 私はディーラー時代もエコノミストに対する嫌悪感は強かった。 こちとら体を張ってポジション張って四六時中、損益のリスクに晒されているのに 連中ときたら、その多くが‘外れる予想をするための分析’をして報酬を得ている。 一応プロでも外しまくりだから、これから10年間の金利予測なんて 出来る筈がないと考えればよいのだ。 ‘わからないからやらない’ 基本的にはこれは立派な見識だ。 しかし定期預金の場合、金利動向でいえば‘上か下か横ばいか’しかない。 金利がこのまま低水準で長期化する可能性も否定できないなら ‘わからないからやっておく’というのも‘アリ’だろう。 10年の2.1%がいかに高いか。 マーケットベースで言えば10年国債の利回りが1.4%台、金利スワップ市場では1.6%台だ。 他行との比較で言えば、そもそも10年定期を扱っていないところも多いが メガバンクでは0.9%、ネット専業で1%チョットという感じだ。 勿論この10年物を‘一点買い’するのは危険、それぞれの判断や事情で その割合を考えればいいのでは・・・。 因みに元本300万で税引き後の利息が約50万になる。 まあ、なりぽん家の資産は一説には‘東京ドーム3個分’とも言われているから、 レフト松井の守備範囲ぐらいはやってもいいかな・・・(^。^) ナヌッ、松井はDH専門になるから守備範囲は‘ゼロ’だって・・・(>_<) 今日はとりあえず、知名度の低いこの銀行の高金利定期の紹介にとどめるが、 これだとナリポン的には物足りない情報だ。 次回は預けた後10年間に起こりうるリスクについて、 この銀行独自のメリット?についても触れながら書く予定だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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