ナがために鐘はなる・なんの役にもたたないけれど
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今年になってから読んだ本、ざっと。 一番最近、読み終わったものから。 須賀 しのぶ また、桜の国で 【中古】afb 第二次大戦前からポーランドに赴任した、ロシア人の父を持つ外交書記生の青年を 主人公にした、ポーランドのワルシャワ蜂起を中心にした話。 <以下、ものすごくネタばれあります> ポーランドと日本のつながりとして、シベリアにいた、革命と内乱で戦争孤児になったポーランドの子供たちを日本経由で祖国に帰すという取り組みを日本がしていて、船が到着したとき、気の毒に思った多くの日本人が支援をしたという話があったそう。そこから、ポーランドの人が日本に親しみを持っていたという逸話もある。 そういう話を私ははじめて知ったんだけれども、その史実からこの物語は生まれたようです。 ナチスドイツのポーランド侵攻、ユダヤ人のゲットー、カチンの森、ワルシャワ蜂起・・・ 本当に悲惨な、なんて言っていいかわからないような日々。 ワルシャワ蜂起に、外交官の技(?)を使って日本の外交官がレジスタンス側に参加していたという話を 作ったのは作者なんだろうと思います。 主人公がワルシャワに戻ろうとするところから、蜂起の日、そして最後のところと 特に物語の後半部分、一気読みです。 来月、またFMNHKの青春アドベンチャーで放送されるそう。 主人公は、井上芳雄。幼いころ、日本で出会ったポーランドからの戦争孤児・アメリカ人のジャーナリストに中川晃教だって。楽しみ~~。歌は歌わないんでしょうかね(笑)とWちゃんと言ってます。 パリの蜂起 小説フランス革命2【電子書籍】[ 佐藤賢一 ] 【中古】 『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命 ベスト新書/池田理代子(著者) 【中古】afb 4月のベルばら展のころ、読んだのだったかな。 『小説フランス革命』は長いけど、おもしろいですよ。 ベルばらに通ずるというより、ミュージカルの「1789」の予習復習にぴったりかも^^ でも、ふと私、最後のデムーランにしかけるミラボーの場面を読んで、 「あれ、この場面、知ってる」 ・・・読んでた?・・・ 『ベルばらで読み解く~』、ところどころに漫画も挿入されているので とてもわかりやすく、楽しい。 【中古】 カラー版 妖怪画談 岩波新書/水木しげる【著】 【中古】afb 水木しげるのすさまじい絵を楽しめますよ。カラーで、紙もつるつるできれい。 いろんな妖怪が出てくるんだけれども、 この中ではっとしたのが、「奇妙なもの、見てある記」というコーナー。 各地の不思議な、奇妙な光景を見て、 そこには何か妖怪がいるんだーーということだと思うんだけど、 それって、人間の心にいる妖怪なんだと思った。 特に、会津若松にある「だきつきばしら」。 昔から、老人がだきつくといわれる柱だそうで、ぽろっと枯葉が落ちるように苦しみなく 往生できるといわれているそうで。 怖い念・・・というか、 「だきついて取りたい」と思うほどの念を引きずって 年取ってるということがこわい。 というか、昔からそういう人は多いんだということに、なるほどと。 【中古】 グだくさんのグ!! どうでもいいこだわりに溢れた人生の断片コミックエッセイ /グレゴリ青山(著者) 【中古】afb いつも楽しんでます^^ フィギュアスケート大好きなグレゴリ青山さん。そのコーナーもあります。 【中古】 聖なる怠け者の冒険 /森見登美彦【著】 【中古】afb ついに就職したかー、君も、 というのが最初の感想^^;でも、怠け者だから^^ ぽんぽこ仮面が京都のまちなかでね~~(笑) たくさん京都の地名が出てくるんだけれども、 城陽市と長岡京市も登場。だけど、悪の集団に関して登場なので^^; さすが、洛中の祇園祭の日を扱っている話だわいと(笑) いやいや。 祇園祭もはじまったし、また読みなおそうかな。 気分よく読めるので、疲れたときにはぴったり。 宵山や宵々山あたりの、にぎやかだけど薄暗い、 何かがはじけそうだけど落ち着いている、 京のまちなかの雰囲気が好きだなあ。 【中古】政治・経済・社会 ≪歴史・地理≫ 地図マニア空想の旅 知のトレッキング叢書 / 今尾恵介【タイムセール】【中古】afb 古い地図を見て、そのころここを歩いてみたらーーという感じで書かれていて とってもおもしろい。 等高線のある地図を見るのもおもしろいね。 日本の街と海外の街とあって、 昭和の船橋、西国街道に見た阪急の戦略、フランスの塩田のあった海岸 というのが特に好き。 冬虫夏草/梨木香歩【1000円以上送料無料】 これも大好き。今度、文庫が出たらしいから買おうかな。 これを読んで、奥永源寺はこの前、行きました。 まぬけなこよみ【電子書籍】[ 津村記久子 ] ちょっとぷぷっとなるというか、脱力系歳時記エッセイと帯にあります。 繊細だけど、神経質ではない感じが好きかなあ。 【送料無料】 作家の猫 2 コロナ・ブックス / 平凡社編 【本】 かっわいいーと言いながら買った本。 表紙の谷啓の猫ちゃん、ほんとかわいい。 上野遼先生が載っていたから、妹に。 あとは、前に読んだ本を読み返したり。 図書館で借りた本もあるけど、何読んだかなー^^;
気になる本チェック 2022年05月22日
最近読んだ本・須賀しのぶ『革命前夜』 2021年09月16日 コメント(4)
最近読んだ本2020・冬から春パート2 2020年06月03日 コメント(10)
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