今日の「純情きらり」で
朝の連ドラ「純情きらり」を見ているのですが、今日は 音楽学校受験に失敗した桜子が 迎えに来たお姉さんに「来年受験したい」と言って東京に残るシーンでした。一度だけといって お金のかかる音楽学校の受験にチャレンジさせてもらって、自分なりに周囲を巻き込んでがんばったけれど失敗して、ショックを受けて、うちのめされて・・。でも、東京で 貧乏の中でも夢をあきらめず挑戦しようとしている人たちが大勢いることを初めて知って。お姉さんに「才能がないことがよくわかったでしょ。それならうちのめされて、あきらめるのが普通でしょう」といわれ、「このままでは 私は終われない」というところの宮ざき(漢字が変換できない)あおいさんの目元や口元の動きが うまいなあ・・と思いました。家族と離れて、あやふやな夢に向かうという不安や心配、と同時に、この桜子ちゃんの猛烈に頑固者なところがよく現れてるなあと思います。世間知らずで おこちゃまな桜子ちゃんがどう変わって行くのか、親心で見てます。これから苦労するのでしょうが、ふと思うのが、これくらい反対されて、それでも立ちむかっていけるのが 情報がなく無知だったと言うことも含めて純情なのだなあ・・ということ。それがなくちゃ きらりとした何かはつかめないのだろう、ということ。うちの娘・・不純かもなあ(^^;でも、「もういいわ、私も疲れたわ。勝手にしたら」というお姉さん役の 寺島しのぶさんのセリフには とってもリアリティがありました。桜子ちゃんのような状況ではありませんが、このセリフはよく私の心に浮かびますし、実際使います(爆)母親の私もまた、このお姉さんより根性なしのようです。