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カテゴリ:松浦亜弥
まっつーがアーティストの真価を見せ始めましたねえ。 昨日(10/13)、 ハーモニーホール座間で行なわれた まっつーのコンサートツアー2007秋~ダブル レインボウ~の初日、 夜公演に参戦しました。 まっつーのソロツアーは1年振りですが、 自分は昨年10月の相模大野コンで中止の憂き目にあってしまったので、 まっつーのソロコン参戦は、昨年6月の二十歳の聖誕祭以来で1年と3ヵ月半振り。 ツアー直前に発売されたアルバム「ダブル レインボウ」の仕上がりが、 個人的にはいまひとつだったので、期待と不安の入り混じった参戦となりました。 それではセットリストに沿って、レポしてみたいと思います。 1.笑顔 2.ドッキドキ!LOVEメール 笑顔♪からスタートするのは予想通りで、 まっつーは白っぽい衣装で階段付きの移動ステージに乗って歌ってました。 またまっつーの周りには幕が貼られていて、 そこに雲をイメージした映像が写し出され、幻想的な感じでしたね。 なお今回はバックに映像が頻繁に写し出され、 なかなか凝った構成になっているのですが、 全体的にちょっと稚拙で、もう少し追い込んでほしかったというのが正直な感想でした。 またこの時点では、 ニューアルバムのイメージに合わせたスローな曲が中心になるかと思ったのですが、 2曲目にいきなりデビュー曲を持ってきて意表を突かれましたね。 客席も大盛り上がりで、開演前に感じていた不安は一気に吹っ飛んじゃいました。 3.LOVE涙色 4.灯台 5.宇宙でLa Ta Ta 演出的な見せ場は、LOVE涙色♪のワイヤーを使った早着替えでしたが、 歌の見せ場は太シスをカバーした宇宙でLa Ta Ta♪でしたね。 ハロコンでもよく取り上げられる曲ですが、 まっつーは歌唱力を駆使した圧巻の出来栄えで、 オリジナルを凌駕するほどでした。 もし途中の歌詞飛ばしがなかったら、 昨日のハイライトとなるような仕上がりでしたね。 なお宇宙~♪から女性ダンサーふたりが加わったのですが、 まっつーの衣装替えのためのつなぎのダンスがメインという感じで、 あまり上手くもなかったし、個人的には×でした。 6.100回のKISS 7.引越せない気持 8.女 Day by Day 9.ナビが壊れた王子様 女 Day by Day♪は、 今度のアルバムでは出色の曲でしたが、 振り付けもコミカルでめっちゃ楽しめました。 また、 バックにはまっつーのオフショットがスライド形式で写し出されるのですが、 顔パックのショットでは、恥ずかしがって後ろを向いちゃってましたね。 なお、ナビ~♪はライブの定番曲で、 前半を締めくくるにふさわしい盛り上がりでした。 10.blue bird 11.今はレットイットビー 12.砂を噛むように…NAMIDA 13.HAPPY TO GO! ここからバックが生演奏になり、 ギター、ベース、ドラム、キーボード、パーカッションが加わりましたが、 まっつーの歌い方ががらっと変わってビックリしましたね。 バックがカラオケの時には、 丁寧に歌おうとしてやや人工的な感じになるのですが、 生演奏になると、人間味が増して声に艶が出てくる感じ。 ややダミ声に近いニュアンスになるのですが、 歌に魂が込められて、アーティストとしての資質が顔を覗かせるんですね。 特に心を動かされたのは、砂を噛むように~♪で、 歌に込めた気持ちがストレートに伝わってきて、 感動して思わず涙ぐんでしまいました。 リリースから1年半以上経っているのですが、 ようやく完成版を聴いた感じでしたね。 14.トロピカ~ル恋して~る 15.桃色片想い 16.絶対解ける問題 X=(HEARTMARK) 17.Yeah! めっちゃホリディ ここはキラーチューンの連続でしたね。 バックが生演奏ということで、 トロピカ~ル♪やyeah!♪はポップで若干スローなアレンジでしたが、 絶対解ける~♪は逆にハードになっていて息もつけないほど。 客席も一番の盛り上がりで、久し振りに大汗をかいちゃいましたね。 なお、 まっつーは赤の衣装で登場して、アイドル度120%という感じでした。 おそらく、 多くのファンが求めているのはこういうまっつーなのでしょうが、 アーティストとして今後歩んでいくのであれば、 blue bird♪~HAPPY TO GO!♪のような部分を これからはメインに持ってくるべきなのではないでしょうか。 サービス精神旺盛のまっつーなので、 アーティストとアイドルの両方で勝負したいのかも知れませんが、 blue bird♪~HAPPY TO GO!♪に無限の可能性を感じただけに、 個人的にはやや複雑な気持ちでした。 18.ダブル レインボウ 19.I Know 声量を駆使したダブル レインボウ♪が、 聴かせどころのハイライトだったと思いますが、 やや声がかすれ気味でした。 初日ということで、飛ばしすぎてしまったのかも知れませんね。 最終日に向けて、どんどん完成度が上がっていくんだと思います。 そして最後は、これまたライブの超定番曲を持ってきました。 最後の最後まで、サービス精神に満ち溢れた締めくくりでしたね。 ということで、 大汗かいて、めちゃくちゃ盛り上がったツアー初日でした。 心も耳も体もまっつーを久々に堪能して、大いに楽しめましたね。 ただ全体的には、 初期の曲と最新アルバムで構成されていて、 途中がごっそりと抜け落ちているという印象でした。 後半は定番曲の連続で、 確かにすごい盛り上がりだったのですが、新鮮味に欠けていたのは事実。 今後もアイドルテイストを残しながら定番曲中心でいくのか、 それとも生演奏を中心に据えてアーティスト色を強めていくのか、 決断の時期が近付いてきているのではないでしょうか。 ファンが求めているものと、 まっつーが追い求めているものをどうバランスを取っていくのか、 アーティストとしての無限の可能性を秘めているだけに、 大きな課題に直面していると感じましたね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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