まっつーとミキティのGAM座間コンレポ2007.5.27夜
ふたりの歌声は堪能できたけど、突き抜ける魅力に欠けていて物足りなかったですねえ。昨日(5/27)、ハーモニーホール座間で行なわれたGAMコンの夜公演に参戦しました。ミキティの熱愛報道でもやもやした気持ちのまま参戦したので、気乗りがしなかったのは事実ですが、全体的に薄味で物足りなかったのは、セットリストやふたりのパフォーマンスに問題があったように感じました。それでは、曲順にレポしたいと思います。1.甘い誘惑2.LU LU LU3.愛情オアシス甘い誘惑は、キラキラした衣装が印象的でしたが、オープニングよりも、終盤で盛り上げるタイプの曲ではないでしょうか。エンジンが暖まっていないうちに全開にしたような感じで、ちょっと乗り切れませんでしたね。またLU LU LUは、もう少しじっくりと聴きたかったですね。2曲目の勢いで歌うよりも、声が出てくるコンサート中盤辺りで披露してほしかったです。なお愛情オアシスは、曲自体がちょっと完成度が低いと思います。ふたりが頑張っても、補いきれない感じでしたね。4.イチャ イチャ Summer5.SHALL WE LOVE?イチャ イチャ~は振り付けがかわいいですね。でもそれだけの印象で、もっとふたりには弾けてもらって、とびっきりのカワイさをアピールしてほしかったです。また、SHALL WE LOVE?はちょっと微妙でした。ごっちんがいないと、曲のセンターが埋まらない感じでしたね。6.好きすぎて バカみたい / 松浦亜弥7.シャイニング 愛しき貴方 / 藤本美貴まっつーの好きすぎて~は、コンサート全体で一番盛り上がりましたね。ミキティがいない分、遠慮せずに思いっきり歌えたのかも。まっつーは、やっぱりソロのほうが魅力を発揮できると思いました。一方、ミキティのソロも良かったですね。サビの部分の声の艶は特に魅力的で、ミキティの歌声を堪能できました。8.蜃気楼ロマンス9.メロディーズ10.愛の船11.熱い魂(新曲)蜃気楼ロマンスは、昨日のコンサートのハイライトでしたね。CDで聴いたときは、特にいい出来だと思わなかったのですが、ライブではふたりの声質の違いが絶妙にブレンドされていて、GAMの魅力が最大限に活かされる曲なんだと思いました。ステージセットも存分に使っていて、完成度が高かったですね。また、メロディーズと愛の船は、蜃気楼ロマンスからのいい流れを引き継いだ感じでした。この辺の聴かせる曲が、GAMの真骨頂なのかも知れませんね。なお熱い魂は、今回のツアーのために書かれた新曲だそうで、ノリがいい曲だけど、やたら「魂」を連発してちょっと微妙でした。こういう熱く語るような歌詞は、GAMには向いてないと思っちゃいました。12.ここで キスして13.From That Sky ~替え玉は硬メンで~14.純潔~Only~15.涙GIRL16.FAMILY盛り上げるタイプの曲が続くのですが、ここがちょっと微妙でした。熱愛報道直後のためか、ミキティは弾け方が足りないし、まっつーはその分頑張ってましたが、ふたりの微妙な温度差がそのまま出ちゃってましたね。何だか、リハーサルをそのまま演じているように映ってしまい、観客との熱いやり取りとか、振り付けを超えたパフォーマンスとか、ライブならではの醍醐味に欠ける感じでした。なおFAMILYでは、最近流行のタオルをみんなで振り回す演出になってました。自分はファイバータオルの¥2,000が勿体なくて買いませんでしたが、次回の参戦もあるので、次は似たような赤いタオルを持参するつもりです(笑)。17.・・・H18.Thanks!最後は盛り上がりましたが、この盛り上がりがもっと全編に散りばめられないといけませんね。まあ、コンサートをこなしていけば、GAMも観客もノリのコツをもっと掴めるかも知れませんが、GAMの持ち歌のクオリティでは、多くは期待できないかも知れませんね。ということで、まっつーとミキティの歌声を堪能できる部分もあるのですが、アップテンポの曲の盛り上がりがいまひとつで、GAMは、聴かせるタイプの曲のほうが魅力を発揮できるユニットだと思いました。また、それぞれのソロ曲に聴き応えがあったので、もっとソロ曲を増やす構成のほうがいいのかも。まっつーもミキティもソロの時により輝いて見えたので、GAMとして歌うよりも、それぞれソロで歌ったほうが魅力を発揮できるタイブなんだと実感しました。そういう意味では、GAMコンの成否は、最初から答えが出ているのかも知れませんね・・・。