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カテゴリ:雑文
「男雛が右、その左手側に女雛」が普通だが、京都など一部地方では逆であるとのこと。
古来、日本では中国の宮廷の儀礼をとりいれていた。それによると、天子は南面し、「日出る方」が上席となる。従って(当時は原則として男尊女卑であるから)男が左、女が右となる。 一方、西洋では公式の場で男性が女性の右手に立つ、という習慣が有った。日本も明治維新後は政策的に西洋化を進めたため、大正天皇の即位式ではこの西洋式の並びとなった。戦時中に各学校に奉安された「ご真影」もこの配置。 そういう訳でおひな様もいつの間にか、この「西洋式」が多くなったが、古来の伝統を重んじる地域では「西洋式」を受け容れず、明治以前の配置を守っているとのこと。 文中で左右はあくまでも本人から見たもので、参集者から見た「向かって左、右」や画像上での左右ではないことに注意。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.27 10:26:04
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