なっとく! 健康法
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なっとく栄養学 超基礎編
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はじめに
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健康な体をつくるには運動、休養、栄養が必要です。
そして、この中で一番大切なのが栄養です。
・栄養とは … 体の生理的現象(体内で起こる営み)
・栄養素 … 食品の成分(栄養に必要な物質、食物の成分) |
栄養素を摂るときはバランスよく摂ることが大切です。
多くの種類の食品を適量組み合わせて食べることにより、まんべんなく栄養素をとることができます。
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5大栄養素 (その1)
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生きていくのに必要な栄養素を、五大栄養素といいます。
五大栄養素
1.たんぱく質
2.ミネラル
3.脂質
4.糖質
5.ビタミン
五大栄養素の働き
1. 体を動かす (エネルギー源になる) →糖質・脂質・たんぱく質
2. 体をつくる (体の構成成分になる) →たんぱく質・脂質・ミネラル
3. 体を調節する (体の各部分の機能を調節する) →ビタミン・ミネラル
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5大栄養素 (その2)
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たんぱく質を多く含む食品
肉類・魚介類・卵・豆類・乳・乳製品
たんぱく質の役割
皮膚・毛髪・爪・骨・歯・筋肉・内臓・血管・血液をつくること
酵素、ホルモン・抗体をつくること
人間の体は頭の先から、つま先まで全部たんぱく質でできています
体の維持、子供の成長にたんぱく質は欠かすことはできません
ビタミン・ミネラルを多く含む食品
野菜・海草類・こんにゃく
ビタミン・ミネラルの役割
酵素の働きを助け、三大栄養素の分解に力を発揮
体の各組織をつくる
神経や脳の働きの調整
代謝に重要な役割を果たす
糖質を多く含む食品
米・パン・麺類・いも類・砂糖
糖質の役割
体内で消化、吸収されてブドウ糖になり、生命活動のエネルギーになります。
脂質を多く含む食品
油脂 (いわゆる油)
脂質の役割
エネルギー源として体温の調節や働く力となります。
からだに蓄えられ、必要に応じて分解され、エネルギーになります。
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まとめ
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栄養素が不足したりバランスが悪くなると体調が悪くなり、病気を引き起こしたりします。
また、生活習慣病の大きな要因にもなります。
栄養摂取のポイント
1.バランスのとれた食事を適量取る
2.食事からとりいれた栄養素が、充分に吸収できるように、食事の環境を整える。
3.吸収した栄養素が、必要なところへ運ばれるように、体を動かす。
4.働き過ぎ、遊びすぎをさけて、吸収した栄養素がきちんと利用されるように、充分休養をとる。
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