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中村裕恵のナチュラルライフ

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2011年02月25日
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カテゴリ:ホメオパシー

ギリシャ神話の太陽神ヘリオスの娘の一人・キルケは魔法に優れた女神。彼女の有名な逸話に、英雄オデュッセウスの部下たちを魔法の酒で豚に変えた話があります。キルケは何故こんなことをしたかというと、オデュッセウスに恋をしてしまったからなのですが、妻子あり人格者のオデュッセウスが、美人とはいえ、彼女に単純になびくはずがないので、彼の部下たちを秘酒で豚に次々と変え、彼女の館の小屋に部下を閉じ込めました。激怒したオデュッセウスは、こんなことをした悪者は蛇か鬼か、退治してしまおうを血気盛んにただ一人乗り込みました。館から出てきたのは、よい香りを漂わせ、豊かな髪、輝く顔、虹のような優しい衣装をまとった美女。長旅の疲れと喉の渇き、眼前の美女、と沢山の誘惑がありましたが、流石、トロイア戦争を勝ち抜き百戦錬磨のオデュッセウス、きっぱりと誘惑を断ち切り、キルケに部下の解放を要求しました。彼の雄姿にキルケは益々魅了され、彼女はブタ小屋に走り、今度は秘宝の膏薬を豚に塗り、ブタは次々と懐かしい若者たちに戻り、オデュッセウスも大層ご機嫌になり、部下と一緒に喜びを分かち合いました。その後、気も緩み、オデュッセウスはキルケの手厚い持てなし部下と共に受けます。ご馳走と喜びに満たされ、気が緩んだオデュッセウスに、キルケは特製の飲み物を満たした黄金の盃を渡し、キルケはオデュッセウスが飲み干すのを静かに見守りました。その夜から、オデュッセウスとキルケは官能の毎日を過ごすこととなり、オデュッセウスは、なんと1年以上もキルケのもとに居続けました…。英雄より魔女のほうが一枚上手、殿方は女性にくれぐれもお気をつけあそばせウィンク

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さて、前置きのストーリーが大変長くなりましたが、今回はナス科の植物「ヒヨス」をテーマに。ヒヨスはホメオパシーでは重要なレメディで、ホメオパスは、ヒヨスの効力を熟知しなくてはなりません。

ヒヨス(学名 Hyoscyamus nigerは、ナス科の植物で、ベラドンナチョウセンアサガオと並ぶナス科の三大植物で、全て、薬にも毒にもなると言われ続け、ヨーロッパの中世時代には魔女が使いこなした植物です。ヒヨスの毒成分は全草に含まれるヒヨスチアミンとスコポラミンで、瞳孔を開かせたり、中枢神経を制御する働きがあるので、これらの成分は、現代では、化学物質として作り、西洋薬としても病院で使っています

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オデュッセウスの自制心を狂わせた、魔女キルケが作った黄金の杯の飲み物の成分はヒヨスだという説が有力で、きっとヒヨスの中枢神経を制御する働きのなせる業だったのでしょうね~。あくまでも、神話の話ですから、ファンダジーの世界ですが、こんな秘薬があったら、世の中はどうなるんでしょうか四つ葉

毒にも薬にもなるヒヨスの話でした手書きハート






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最終更新日  2011年02月25日 13時04分15秒
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