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カテゴリ:ホメオパシー
真夏が盛りの元気な黄色い花の咲く、ガーデン・ルーが、現在、勢いよく咲いています ルー(学名はRuta graveolence、ミカン科の多年草)は、学名の一部に「強い香りのする」という意味が含まれており、ルーの葉をこすってみると個性的な香りがします ガーデンルー(ルタ)は、ヨーロッパでは、魔女や迷信と結びつきの強いハーブで、香りの花束や、日曜日のミサの聖水などに用いられていました。「トランプのクラブ」のモチーフは、この植物の葉です。このハーブは、古代ギリシャ時代には薬用として用いられていて、ヒステリー、視力低下、頭痛、腹痛に用いられていたそうですが、数種類の毒性物質が含まれているので、現在では一般的な食用としては用いられていません。
ガーデンルーのエキス入りの珍しいグラッパ。グラッパの聖地ヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパ近郊のスキアヴォンにある1898年創業の家族経営のグラッパです☆ 一部の精油メーカーや、上記のような一部のアルコールでしか味覚で味わうことのないガーデンルー。現代では、毒性植物の毒を薄めて薬用にしてしまうことが可能なホメオパシーでは大活躍の植物。この植物のレメディは学名から「ルタ」と呼ばれていますが、捻挫と眼精疲労に用います。古代ギリシャ時代のハーブ医学の適応に「視力低下、頭痛」があるように、この植物のパワーの一つが眼精疲労。パソコンワーク、カメラワーク、ソーイング、読書など、目の酷使で、目が疲れて視力が落ち、目を動かすのも辛い場合にパワーを発揮します
ヨーロッパでは、サッカー選手やテニス選手が活用しているホメオパシー。ルタは、眼精疲労以外に、酷使してしまったことによる、疲労性捻挫のケアに、よく使われます。ドーピングの心配もないので、スポーツドクターは、よく使います☆ 中世ヨーロッパの修道女&博物学者として名の残る、ヒルデガルトも、この植物の鎮静作用を知り、性的興奮を癒す植物として活用していたそう 庭を飾るガーデンルーにも、色々な歴史と使い方がありますね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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